しいたけにするべきではない『NGな調理方法』4選

竹ざるに置かれたしいたけ

和食から洋食まで、あらゆる料理のトッピングとして活躍するしいたけ。あまり知られていませんが、実は栄養豊富な食材でもあるんですよ!今回は、そんなしいたけにするべきではない調理方法を紹介します。

実は栄養豊富!積極的に食べたい『しいたけ』

竹ざるの上の沢山の原木栽培しいたけ

和食で使われることの多いしいたけですが、近年、ネット上に多くのレシピが公開されるようになったことで、洋食に使われることも多くなりました。

さまざまなジャンルの料理で活躍してくれるしいたけは、実は栄養豊富な食材だとご存知でしょうか。主な豊富に含まれている成分、栄養素は以下の通りです。

  • エリタデニン:血圧低下、肥満予防、生活習慣予防
  • ビタミンD:骨や歯の強化
  • 食物繊維:腸内環境改善、便秘予防
  • ビタミンB群:代謝促進、美肌効果
  • βグルカン:免疫力向上

健康維持に必要な栄養素はもちろん、女性に嬉しいビタミンB群も豊富に含まれているので、美肌効果が期待できる食材でもあります。また、女性は積極的に摂取するべき『葉酸』もビタミンB群に含まれているので、しいたけは積極的に活用したい食材の1つです。

しいたけにするべきではない調理方法4選

木箱に入ったしいたけ

さまざまな栄養素を含むしいたけですが、調理する際には気を付けなければ、せっかく豊富に含まれている栄養素を損ねてしまう恐れがあります。そこで、しいたけにするべきではない調理方法を4つ紹介します。下記で紹介する調理法は、できるだけ控え、しいたけの持つ栄養をふんだんに摂取しましょう。

1.調理前に水洗いする

通常、多くの食材は汚れや雑菌などを取り除くため、調理する前に水洗いします。しかし、しいたけの場合は、水洗いしないで調理する方法が推奨されています。

理由は、しいたけそのものに水分が多く含まれており、水洗いしてしまうと旨味成分が流れてしまうからです。また、しいたけには水溶性の栄養素も多く含まれているため、水洗いすることで、本来持つ栄養を摂取することができなくなってしまうのです。

2.長時間熱を加える

シイタケの炭火焼き

しいたけを加熱調理することは問題ありません。しかし、あまりにも長い時間、火にかけてしまうと、豊富に含まれている栄養素を破壊してしまう恐れがあります。

反対に、加熱調理する際、少量の油を使って炒めることで、しいたけが持つ栄養を効率よく摂取することができます。加熱調理する際は、火を通しすぎず、油を使って調理することをおすすめします。

3.しいたけの軸部分を捨てる

しいたけといえば、どうしてもかさの部分に目が行きがちです。調理に使う部分もかさが多く、それ以外の部分は捨ててしまうという方もいるでしょう。しかし、しいたけの軸部分は捨てずに使ってください。

なぜならば、石づき部分に比べて柔らかく、食べやすい部分でもあり、尚且つ、かさと同様に多くの栄養素を含んでいるからです。せっかく豊富な栄養を持つ軸を調理せず、捨ててしまうのは勿体ないです。ぜひかさと一緒に調理してください。

4.乾燥しいたけを長時間水に浸けてしまう

ボウルの中で水に浸しているしいたけ

乾燥しいたけを使う場合、水で戻す方法が基本です。しかし、乾燥しいたけを水で戻すために、長時間水に浸けて放置することはやめてください。実は、乾燥しいたけを長時間水に浸けっぱなしにしてしまうと、旨味成分ではなく、苦み成分が強く出てしまいます。

そのため、調理したしいたけの料理を食べる際、想像とは違う味になってしまったり、子どもが食べたがらなかったりする恐れがあるのです。

ちなみに、乾燥しいたけを水で戻す際、常温で戻すのではなく、水に浸して規定時間、冷蔵庫内で戻すことで、旨味成分を損なわずに美味しく食べることができます。

美味しくしいたけの栄養を吸収!下ごしらえ・保存方法

まな板の上でしいたけを切っている女性の手

最後に、しいたけを美味しく、そしてしいたけの持つ栄養素を最大限摂取するため、正しい下ごしらえの方法と保存方法を紹介します。

しいたけの下ごしらえ方法

まず、しいたけの下ごしらえ方法ですが、先に紹介したNG行為を踏まえ、水洗いをしたり、乾燥しいたけの場合は、長時間水に浸けっぱなしにすることは控えてください。これを踏まえた上で、以下の方法を実践することで、より美味しく、多くの栄養を摂取することができますよ。

  • 使う前に数時間天日干ししてビタミンDを増加
  • よごれはキッチンペーパーで拭き取る

しいたけを紫外線に当てることで、しいたけが持つエルゴステロールと呼ばれる成分が、ビタミンD2に変化します。これにより、しいたけが含むビタミンDが約10倍にも増えるといわれています。

天日干しする際は、かさの裏側を紫外線に当たるよう上にして、ザルの上などに並べ、30~60分ほど日光に当てます。湿気の多い場所ではなく、風通しの良い場所で天日干しするようにしましょう。

しいたけの保存方法

しいたけは、基本的に冷蔵庫で保存します。冷蔵保存する際は、石づきを上にした状態で、2~3個まとめてキッチンペーパーに包みます。そのままジップロックなどの保存袋に入れて、軸を上にした状態のまま野菜室で保存する方法が最適です。

しかし、冷蔵保存では、数日で傷んでしまいます。そのため、できるだけ長持ちさせたい方は、石づき部分を切り落とし、かさの部分だけをジップロックに入れ、冷凍保存してください。この方法で冷凍保存すると、約1ヶ月ほど長持ちさせることが可能です。

しいたけは正しい調理法を知って旨味や栄養を守ろう

器に盛られたしいたけのソテー

いかがでしたでしょうか。しいたけは多くの栄養を含んでいる優秀な食材です。調理法によっては、その栄養素が損なわれてしまうこともあるので、非常に勿体ないのです。効率良く、しいたけの含まれる栄養素を摂取するためには、今回紹介したNGな調理法を避け、正しい方法で下ごしらえ、調理、保存をしましょう。

竹ざるに置かれたしいたけ

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