目次
1.濡れている床の掃除や湿気の多い場所の充電はNG
水洗いできる部品もありますが、基本的に本体は水に弱く故障の原因となります。洗面所やキッチンなど床が水で濡れやすい場所での使用には気を付けてください。
ペットのいるご家庭では水飲み場やトイレの近くにお掃除ロボットが近づかないよう工夫しましょう。また、湿度の高い場所で充電したり保管することも、壊れやすくなるため避けて下さい。
2.電源コードを束ねておくのはNG
電源コードは束ねておくのではなく、壁に沿わせて伸ばしておきましょう。比較的太いコードは大丈夫なようですが、細いコードは巻き込まれたり吸い込まれたりすることもあります。吸い込まれたコードも損傷する恐れがありますので気を付けましょう。
3.落下しやすい場所で使うのはNG
お掃除ロボットは落下する恐れのある場所で使うと当然ですが故障の原因となります。『落下防止策のないロフト』『吹き抜け・会談に面した床』『階段の踊り場』などは注意が必要なのは言うまでもありません。
見落としがちなのが『段差センサー』が認識できないような場所も落下の恐れがあります。例えば『5㎝以下の段差』や『玄関のあがりかまち』などの段差では『10㎝以上の間隔』をあけて靴などを置かないと段差センサーが認識しづらく落下することもあります。
また、『光量の足りない暗い場所』や『黒色の段差』などもセンサーが反応しにくく落下し故障の原因となることもあるため注意が必要です。段差のある場所では物理的な障害物かバーチャルウォールを設置します。
4.ストーブなど高温になる危機の周辺の保管はNG
ストーブの側や直射日光の当たる場所など高温になる場所での保管は発熱など壊れやすくなるためNGです。
5.本体に物を乗せるのはNG
使用していないときでも本体の上に物を乗せると壊れやすくなります。お掃除ロボットの上には何も乗せたり置いたりしないようにしてください。
6.薄い敷物や長いカーテン、ヒモやビニール袋に注意
薄手の敷物などは絡まって壊れやすくなるためNGです。また、カーペットの四隅についてる毛足の長い飾りなどがあれば内側に折りたたんでおきましょう。また、床につくほど長いカーテンもそのままにしておくと吸い込み故障の恐れがあるので、持ち上げてまとめておきます。
ひもやベルトなど細いものは巻き込まれやすいためそのまま置かないように気を付けましょう。他にも、薄い紙類やビニール袋なども巻き込まれやすく、本体の故障につながる恐れがあるため片付けておくようにしてください。
お掃除ロボットのお手入れ方法
お掃除ロボットに限らず家電製品は正しいお手入れをしないと壊れやすくなります。お掃除ロボットの一般的なお手入れ方法をご紹介します。
ダストボックス
ダストボックスは吸い取ったゴミが増えていくと吸引力が弱まります。吸い込みが悪くなる前に定期的に溜まったゴミを取り出しましょう。水洗いできるものもありますが、本体は水に弱いため、必ずよく乾かすように気を付けましょう。
回転ブラシ・サイドブラシ
取り外せるものは取扱説明書を見ながら取り外しましょう。絡まっている髪の毛や細かなゴミを取り除きます。絡みついたゴミはブラシを切らないよう気を付けながらハサミで切り取り除きます。細かいゴミにはピンセットが便利です。水洗いできる場合は洗い流し良く乾かしましょう。
フィルター
使う頻度や汚れ具合によっても変わりますが、フィルターは月に1回程度お手入れすることをおすすめします。ブラシなどで表面の汚れを落としたら、水洗いできるものは汚れを水で優しく洗い流します。
さいごに
お掃除ロボットは今ではさまざまなメーカーや機種があります。同じメーカーでも機種によって動きの効率やお手入れ方法も違ってくるようです。長く使えるよう日頃から壊れやすくなるようなNG行為に気を付けて大切に使いましょう。