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毎朝行っている習慣…本当に意味があるの?
皆さんは、毎朝必ず行っている習慣はありますか。近年、『朝活』という言葉が広まり、朝早く起きて自分なりの自分時間を過ごす人が増えています。
毎朝行っている習慣には、「これをすることで素敵な効果がある」というような効果目的で行っている習慣もあるのではないでしょうか。例えば、シャキッと目を覚ますために朝シャワーを浴びたり、コーヒーを一杯飲むなど。
しかし、良いと思っている朝の習慣は、本当に意味があるのでしょうか。
良かれと思ってやっていることが逆効果になっていることも
「1日を良い気分で過ごしたい」という思いから、毎朝行っている習慣があったとしても、その習慣が逆効果になっていることもあります。良かれと思って行っていることが悪い効果をもたらしているのであれば、見直すべきですよね。
「なんだか最近、朝調子が悪いな」「肌の調子が良くないかも」など、少しでも気になる点がある方は、一度、毎朝の習慣を見直してみるのも1つの方法です。
朝にやるべきではないNG習慣7つ
良かれと思って行っている朝の習慣が、実は自分に悪い影響をもたらしているのだとしたら…早急に改善したいですよね。そこで、多くの人がやりがちな朝にやるべきではないNG習慣を7つご紹介していきます。皆さんは当てはまっていませんか。
1.起きてすぐコーヒーを飲む
コーヒーに含まれているカフェインには、覚醒作用があると言われているため、仕事の合間などに摂取する人も多いですよね。そのため、シャキッと目を覚ますために、毎朝コーヒーを飲む習慣が付いている人は、とても多いです。
しかし、実は朝起きた直後にコーヒーを摂取するのはNGです。コーヒーには血糖値を上げる作用も含まれており、朝一番にコーヒーを摂取することで、その作用がより働きやすくなってしまうのです。また、太りやすい体質を作ってしまう原因にもなります。
コーヒーは、起きてから1時間後に飲むと良いとされているので、起きた直後に摂取することは控えましょう。
2.起きてすぐ冷たい水を飲む
寝ている間に汗をかいて、シャキッと目を覚ますために…さまざまな理由から、起きてすぐに冷たい水を飲む人も多いですよね。特に、暑い夏場は体を冷ますためにも、冷たい水を飲むという人は多いでしょう。
しかし、起きた直後に冷たい水を飲んでしまうと、内蔵機能が低下してしまう原因となります。すると、便秘になってしまったり、血液がドロドロになってしまったりと、さまざまな弊害が起こります。
3.朝ご飯を食べない
忙しい社会人や主婦の場合、朝にゆっくりとごはんを食べる時間はなかなかありません。「朝食を摂る時間を作るくらいなら、できるだけ長く寝ていたい」という人も多いでしょう。しかし、朝ご飯を食べないと、さまざまなメリットを手放していることになります。
朝ご飯を食べることで、1日の活力を付けることはもちろん、代謝が高まることで太りにくくなったり、集中力を高めたりすることにも繋がります。
反対に、朝ご飯を抜いてしまうと、集中力が低下したり、お腹が空いたと途中で間食が増えてしまい、太る原因になったりすることも。体調の良い日は軽食でもいいので、なるべく朝食を摂るようにしましょう。
4.朝に甘い食べ物を摂取してしまう
甘い物が好きな人の場合、朝であっても寝起きに甘いお菓子やスイーツを食べてしまう…ということはありませんか。これは太る原因になるので、特にダイエット中の女性は禁物です。
朝は糖分を吸収しやすい体質になっているため、糖分を多く含んでいるお菓子などを食べてしまうと、他の時間に食べるよりも糖分を吸収してしまうのです。
すると、「あまり食べているつもりはないのに、なぜだか最近太ってきた気がする」という現象が起こります。朝に甘い物はやめ、きちんと朝ご飯を食べるようにしましょう。
5.朝にシャワーを浴びる
寝起きにシャワーを浴びる人は多いですよね。寝ている間に放出された汗をしっかり落としてから、1日を迎えたいという気持ちはよくわかります。しかし、朝シャンすることで、髪や頭皮に必要以上のダメージを与える恐れがあるのです。
朝にシャワーを浴びることで、皮脂が必要以上に流れてしまいます。すると、外出中に浴びる紫外線ダメージを過剰に受けてしまうため、髪や頭皮が傷んでしまうのです。
しかし、寝ている間にかいた汗をそのままにして出掛けるのは、少し気持ち悪いですよね。その場合は、汗拭きシートなどで代用したり、朝シャワーを浴びる頻度を減らしたりと、自分なりに工夫してみましょう。
6.むだ毛の処理をする
朝、出掛ける前にむだ毛の処理をする女性は意外と多いです。綺麗な状態で外出したいと思うかもしれませんが、むだ毛の処理は、できるだけ夜のうちに終わらせておきましょう。
出掛ける前にむだ毛の処理をしてしまうと、肌の表面が傷ついた状態で外出することになります。すると、紫外線のダメージを必要以上に受けてしまうため、肌がカサカサになってしまうなどの肌トラブルの原因となります。
7.激しい運動をする
「健康のために、朝起きたら運動をしている」という人も最近は多いです。しかし、ちょっと待ってください。朝に行っている運動は、朝に適した運動でしょうか。実は、朝に激しい運動をすると、さまざまな弊害が起こります。
朝に激しい運動をすることで、心拍が上がりやすくなり、心臓に大きな負担をかけてしまうこともあります。さらに、朝ご飯前に運動している方は、空腹状態で運動していることになるため、疲れやすくなってしまうのです。
朝に運動することは悪いことではありません。しかし、1日の始めでもある重要な朝に適した軽い運動を心掛けましょう。
さいごに
いかがでしたでしょうか。皆さんは朝にNG習慣をしていませんでしたか。日々、疲れやすかったり、肌の調子が悪いと感じている方は、朝の習慣に原因がある可能性も。今回ご紹介したNG習慣を参考に、朝の過ごし方を今一度、考えてみてくださいね。