目次
1.クレジットカードの年会費、利用明細の発行費用など
クレジットカードの年会費には海外旅行傷害保険やショッピング保険などの付帯するサービスを利用できることが多いです。ですが、海外旅行にほとんど行かない人などは、海外旅行傷害保険のサービスは必要ありません。
一定の条件を満たした場合のみ年会費が無料になるカードもありますので、年会費を払っている人は確認してみるのがよいでしょう。
また、利用明細書を自宅に郵送してもらっている場合、郵送代を加算して請求されている場合が多いです。ネット明細などに切り替えればこちらも無料になるでしょう。
年会費を1,250円払っている場合
- 1年で「1,250円」
- 5年間で「6,250円」
- 10年間で「12,500円」
利用明細書の発行費用を毎月郵送代84円加算されている場合
- 1年間で「1,008円」
- 5年間で「7,056円」
- 10年間で「10,080円」
2.ATMの各種手数料
口座を持っている銀行であれば時間内は無料ですが、時間外の取引は1回あたり110円の手数料がかかり、他銀行のATMやコンビニATMを利用すれば1回あたり220円かかるのが一般的です。
また、家賃などを同一銀行でネット振り込みなど利用すれば無料になりますが、ATMで同一銀行他支店への振り込む場合110円の手数料。他行あてにキャッシュカードや現金を使って振り込むと3~5万円以上は銀行によって異なりますが約440~880円の手数料が発生しています。
毎月660円分の手数料を使った場合
- 1年間で「7,920円」
- 5年間で「39,600円」
- 10年間で「79,200円」
※時間外取引110円を月2回、時間外取引220円を月2回利用した場合の660円
3.携帯電話・スマートフォンの有料サービスの解約漏れ
携帯電話やスマートフォンを購入するときに無料期間が設定されているものの有料サービスの入会を促されることがあります。
月額500円程度のサービスを複数加入して、そのまま解約を忘れてしまうと3つのサービスに加入していた場合、月額1,500円も使っていないサービスに支払いをしていることになります。
携帯電話やスマートフォンを買い替えた場合は数か月間は必ずサービス利用状況を細かくチェックしましょう。中には、解約したはずが完了できておらず引き落としが継続していた、というケースもあります。
「ポイントが残っていますが本当に解約してよいですか?」などが表示され、解約完了の画面は複雑になっていることもあります。完了したつもりでも、実際は完了できずにサイトを閉じてしまうことがないよう気を付けましょう。
月額500円のサービスを継続していた場合
- 1年で「6,000円」
- 5年間で「30,000円」
- 10年間で「60,000円」
4.光熱費の支払い方法、シャワーの使い方
毎月の電気代の支払い方法を口座振替にすると、多くの電力会社では54円が割引されます。(一部の電力会社では割引サービスを行っていません)また、バスタイムの時のシャワーや食器洗いの時のお湯を使う時間を1日5分短くすることで、水道代が11.4円、ガス代が17.5円安くなります。
水道代とガス代を合わせると、1日約28円になるので1ヵ月約840円の節約につながります。短い時間でもお湯を出しっぱなしにしていることは、無駄な支出につながりますので見直してみてください。
電気代の支払いを口座振替にしていない場合
- 1年間で「648円」
- 5年間で「3,240円」
- 10年間で「6,480円」
シャワーを1日合計5分出しっぱなしにしている場合
- 1年間で「10,080円」
- 5年間で「50,400円」
- 10年間で「108,000円」
5.まとめ払いできる各種支払いを月払いにしている
各種保険料(生命保険、自動車保険、火災保険など)やNHK受信料は種類によって年払いの他、半年払い・年払い・一括払いがあります。継続している支払はまとめて払ったほうが無駄な支出がおさえられます。
約10,000円の生命保険料を月払いにしている場合
- 1年で「2,400~6,000円」
- 5年間で「12,000~30,000円」
- 10年間で「24,000~60,000円」
NHK受信料を2カ月払い2,520円で支払っている場合
- 1年間で「1,130円」
- 5年間で「5,650円」
- 10年間で「11,300円」
国民年金保険料を翌月末払い16,410円で支払っている場合
□6カ月前納で節約できる金額
- 1年で「2,240円」
- 5年間で「11,200円」
- 10年間で「22,400円」
□1年前納で節約できる金額
- 1年で「4,130円」
- 5年間で「20,650円」
- 10年間で「41,300円」
その他の無駄遣い
知らないうちに損をしていたり、お得な支払方法を見過ごしていることも多いですが、この他にも
- 「車の維持費」
- 「外食費や飲み物代」
- 「必要以上にかかる習い事や趣味の費用」
- 「SNS映えを意識しただけの出費」
などもあげられます。
また、資格の取得など何かを学ぶことは前向きなことですが、「日常生活にも仕事にも使えない、役立たない資格の取得」は時間も費用も無駄になってしまう、というケースもあります。