目次
家計簿のつけ方は月に1回だけのメモ型にする
この方法の特徴
大雑把な性格で家計簿が続かない!というタイプの人はメモ程度のシンプルな家計簿のつけ方がおすすめです。メモ程度の家計簿でも、赤字や黒字額を把握できます。
お金の管理を全くしていないと、いくら使ったのか、貯金ができたのかなどお金の流れが見えません。メモ型のシンプルな家計簿でも、あやふやであったお金の流れがつかめるようになります。
この方法の家計簿は、専用ノートを用意しなくても手帳やカレンダーなどの空いているところにメモするだけでも大丈夫です。家計簿は続かないけど最低限のお金の流れを把握したい!という人にはピッタリです。
やり方
- 月末や月初など毎月の締日を決め、通帳を全て出します。
- 通帳ごとに銀行名と口座残高をかき出します。
- 定期預金やお財布に入っている現金と金額も書き合計金額を出します。
- 先月の口座残高をみて、今月の口座残高から引きます。
- 今月の赤字または黒字額の確認ができます。
シンプルなこの方法であれば家計簿苦手な人でも始められるのではないでしょうか。口座残高を一目で分かるように見えるようにしているところがポイントです。
細かい部分までは把握できなくても、赤字または黒字額の確認がとれます。それだけでも、何もしないで家計の管理が全くできていない、という不安を少しは解消できるでしょう。
家計簿のつけ方は「ノートとレシート」で管理する
この方法の特徴
細かく家計簿を記入していくのは向いていないけれど、お金の記録を残して貯金をしたい、というタイプにはこの方法がおすすめです。ノートにレシートを貼りつけていくだけの簡単な家計簿です。
日々の家事や仕事が忙しくて家計簿にあまり時間を作れないけれど、記録として残しておきたい、無駄を抑えて貯金をしたい、という人には良いでしょう。
やり方
- ノートとセロテープ、ペンを用意します。
- ノートにレシートが重ならないよう貼りつけていきます。
- 長いレシートは折りまげてノートの幅に収まるようにしましょう。
- 貼ったレシートを1枚1枚見返していきます。
- 「必要なかった」と思うものにペンでマークをしていきます。
- 一通りレシートの見直しが終わったら、ペンでマークを付けた箇所をもう一度見直します。
- 必要なかったものの傾向などが分かればノートに書き出しておきます。
- 同じような無駄な買い物をしないための対策を考えます。
最初は1週間に1回くらいのペースで行うのがおすすめです。ポイントはレシートは見やすくするため重ねて貼り付けないようにしましょう。見返すことで無駄な買い物が抑えられるようになります。
家計簿のつけ方にエクセルを使う
エクセルは表計算機能がありますので、関数を使えば自動的に計算ができます。またグラフ化にすることや、集計もラクにできる点が魅力です。無料でダウンロードできるエクセル家計簿もありますね。
ただ、あまり高性能な機能を取り入れてしまうと複雑になり活用でにくくなることもあります。エクセルを使う際は、シンプルに入力する項目もできるだけ少なく、簡単な計算式だけを使うようにした方がおすすめです。
また、シートも月ごとに分けるのではなく1つのシートにまとめてできるだけシートは少なくするほうが良いでしょう。
家計簿のつけ方のポイント
目標額を設定する
ざっくりとした目標ではなく、「○○のために」「○○万円貯める」といったように目標額を設定しましょう。ポイントは
- 何のために
- いつまでに
- いくらくらい
の3つを設定しておくことをおすすめします。
シンプルにする
やり始めは張り切って細かい部分にまでこだわりたくなりますが、家計簿の目的は収支をはあくすることです。そのため、支出費目は3つ程度にして振り分けても問題はありません。
シンプルな支出費目にしておくことで、仕分けも簡単になります。主な3つの支出費目は
- 日用品
- 住居
- その他
の費目です。
日用品費目に含めるものは、自炊の食材や洗剤、ティッシュ類などの消耗品などです。生活するのに必要な支出費目ととらえておきましょう。住居費目は家に住むために必要な費目です。家賃や住宅ローンをはじめ、光熱費や固定資産税なども含めます。
その他費目は、日用品や住居にかかるもの以外と考えます。交際費や通信費やガソリン代もその他費目でよいです。また、保険料や衣服費、医療費、趣味費、美容費などもこちらの費目に当てはめてよいでしょう。
頑張りすぎず自分に合った家計簿をつける
丁寧で完璧な家計簿は理想ですが、日々の収支を記録して把握するためだけのものです。家計簿のスタイルは自分の性格や環境に合ったものを選び、あまり頑張りすぎないようにするのも長続きさせる秘訣です。パソコンに慣れている人はエクセルを使ってパパッとまとめるのも良いでしょう。
シールやペンを使ってポップな雰囲気の家計簿でやる気が出る人は、カラフルな家計簿で楽しみながらやりましょう。スマホのアプリがやりやすい人は、レシートをカメラ撮影するだけで自動計算してくれるようなアプリもありますので活用してみて下さい。
家計簿のおすすめノートやアプリ5選
ノート
ハウスキーピングブック(パヴォ)
出典:https://www.amazon.co.jp/dp/B012EOLV6Q/
手帳メーカーによってつくられた、シンプルですが十分すぎるほどの機能が盛り込まれている家計簿ノートです。新しくリニューアルされ、より使いやすくなったと好評です。表紙はPUレザー使用で見た目もシンプル。
中にいろいろ挟んでも安心なゴムバンドもついているので安心です。予算組み、収支の管理、フリーポケットなど楽しく計画的に家計簿チェックができるような作りとなっています。
はらぺこあおむし
出典:https://www.amazon.co.jp/dp/B01KJ3HSLQ/
見開き1ヶ月は日付なしなので、いつからでも始めることができるシンプルなタイプです。食費以外の費目は自分で設定できるので、細かい家計簿が苦手な人や初心者の人でも使いやすいです。
本格的な家計簿として活用したい場合も、費目を細かく設定すれば良いので、自分に合った使い方ができます。かわいい絵柄も人気です。
アプリ
Moneytree(マネーツリー)
出典:https://moneytree.jp/
マネーツリーはお金の動きが簡単に管理できる家計簿アプリです。銀行口座だけでなく、クレジットカードや電子マネー、さらにはマイルやポイントサービスなどの情報も一括で管理できます。
現金をあまり使わずに買い物をする人にはとても便利な機能でしょう。アプリを起動するだけで、お金の動きの最新情報がすぐにチェックできます。
マネーフォワード ME – 人気の家計簿
出典:https://moneyforward.com/
複数ある口座の残高を一括管理できる便利な家計簿アプリです。費目も食費や光熱費など自動で分類して内訳をグラフ化してくれるため、一目で入出金の様子が分かります。登録をしておけば、自動で情報が更新されるため入出金明細やクレジットカードの履歴まで把握できます。
エクセル
エクセル家計簿ank
エクセルのフリーソフトですが、入力も簡単にできながらグラフ表示などもあるため、パソコンで管理したい人にはおすすめです。現金とクレジットカードの区分も簡単にできると好評です。なかなか思うように作成できないという人はぜひ試してみましょう。
https://www.vector.co.jp/soft/winnt/home/se272916.html
最後に
家計簿をつけているのになかなか貯蓄ができないという人には、家計簿をつけながら先取り貯蓄をする方法があります。家計簿で家計の状況を把握して、支出の見直しをします。
収入の10~20%を先取り貯蓄額として設定してみると、余ったら貯金で貯蓄ができないというサイクルが変わってきます。最初は1万円の設定でもよいので試してみましょう!