シーツの洗濯方法!正しい洗い方や干し方のコツ

シーツを干す女性,金髪の外人

シーツの洗濯はどのくらいのペースでしていますか?シーツの洗濯は夏は週に1回、冬は2週に1回洗うと良いそうです。もちろん毎日シーツを洗濯することが一番の理想ですが、現実は大きなシーツを洗濯して干すのは結構面倒。大きなシーツをどうやったら効率よくキレイにできるか?まずはそれを知っておきたいですね。今回はシーツの正しい洗濯の方法や効率よくキレイにする方法をご紹介いたします。

シーツを洗濯する前に確認するポイント

ベッドメイキングする女性
清潔なシーツで気持ちよく寝るために、シーツの洗濯はとっても重要。洗濯機にポンッと放り込んで、あとは洗濯機の全自動まかせはNG!洗濯する前に確認することが4つあります。

1.シーツの洗濯表記を確認する

洗濯表記,たらいのマーク3種

シーツの洗濯表記にどんなマークがついていますか?「たらいのマーク」がついていたら、水洗いOKです。

2.シーツの洗濯洗剤を決める

洗濯表記,漂白剤

洗濯表記を見ると使用していい洗剤の種類が分かりますので確認しましょう。

使用洗剤の見方

  • 「中性洗剤」の文字表記:おしゃれ着用洗剤(エマールなど)
  • 「たらい」に手を入れているマーク」:おしゃれ着用洗剤
  • 「たらい」のマークの下に二本線:おしゃれ着用洗剤
  • 「三角」マーク:塩素系および酸素系漂白剤使用OK
  • 「三角」マークの上に×がついているもの:漂白剤はNG
  • 特に何も表記が無い物:一般的な洗濯洗剤、または弱アルカリ性洗剤
  • 「たらいマーク」「たらいマークの下に一本線」などのマーク:一般的な洗濯洗剤・弱アルカリ性洗剤

3.シーツのホコリやゴミを粘着テープで取る

洗濯機でシーツを洗濯した後、シーツにゴミが固まって貼りついていたり、小さなゴミがぽろぽろあちこちに広がったりしたことないですか?

それはホコリやゴミを取らずに洗濯機に入れてしまったからです。シーツを洗濯する前にシーツの表面についたホコリやちいさなゴミを粘着テープでキレイに取りましょう。

4.シーツのシミや目立つ汚れは先に落す

シーツについた酷い汚れやシミはあらかじめ洗って落します。

血液のシミの落し方

血液は必ず水で洗ってください。血液はたんぱく質を含んでいますのでお湯を使うと汚れが固まってしまいます。

用意するもの

  • 乾いたタオル2枚
  • 歯ブラシ
  • 洗濯洗剤または衣類用漂白剤

シミ抜きの手順

  1. タオルの上にシーツを置く
    乾いたタオルを2つ~3つに折って敷きます。タオルの上にシーツをのせますが、この時、血液がついた面を下向きにしてタオルにぴったりくっつけて置いてください。
  2. 洗剤液を作る
    洗濯洗剤または色柄用の漂白剤を水に溶かします。
  3. タオルでたたく
    別のタオルに、洗剤を溶かした水を含ませて軽く絞った後、シミの上から押さえたり、たたいて下のタオルに汚れを移します。
  4. 歯ブラシでたたく
    もし汚れが落ちない場合は、歯ブラシに洗剤の原液をつけてシミをやさしくたたいてください。歯ブラシでたたく時は、シミの周りから中心に向かってたたきましょう。中心からたたくと汚れが外に広がって輪ジミになります。
  5. シミが薄くなればOKです。全て消えなくても大丈夫。あとは普通に洗濯機で洗います。

漂白剤を使用する時は洗濯表記を確認してください。また、色物は色柄用の漂白剤を使用してください。

ファンデーションや口紅などの落し方

ファンデーションや口紅などは油を含みます。油を落すには洗剤の原液が効果的です。

用意するもの

  • 乾いたタオル2枚
  • 歯ブラシ
  • 洗濯洗剤または衣類用漂白剤

シミ抜きの手順

  1. タオルをたたむ
    乾いたタオルを2つに折って敷きます。
  2. シーツを置く
    シーツの汚れがついている面を下向きにしてタオルの上に置きます。タオルと汚れがぴったりくっつくよう置いてください。
  3. 歯ブラシでたたく
    歯ブラシに洗剤の原液をつけ、シミの上からやさしくトントンたたいて下のタオルに汚れを移します。歯ブラシでたたく時は、シミの周りから中心に向かってたたきましょう。中心からたたくと汚れが外に広がって輪ジミになります。
  4. シミが薄くなればOKです。あとは通常通り洗濯機で洗います。

洗濯機での正しい洗い方

シーツをベッドから取る女性

用意するもの

  • 大き目の洗濯ネット
  • 洗濯ばさみ
  • 物干し竿または大きなハンガー

シーツの洗濯の手順

  1. ファスナーを閉める
    シーツには敷くタイプとカバータイプがありますが、カバータイプでファスナーがついているシーツはファスナーを閉じてください。
  2. たたむ
    シーツのシワを伸ばし2つ~4つ折りにしてじゃばらに折りたたみましょう。たたむことで細かいシワが付きにくくなりますし、じゃばらにすることで洗剤が奥まで入ってくれます。
  3. 洗濯ネットにシーツを入れる
    その状態で洗濯ネットにいれます。
    洗濯ネットに入れずにそのまま洗濯機に入れてしまうと、シーツが絡んだり傷みの原因になりますので注意しましょう。
  4. 洗うコースを選ぶ
    洗濯ネットに入れた.シーツを洗濯機に入れ、洗い方の設定をします。「大物洗いコース」や「毛布コース」「布団コース」などがあると思います。
  5. のりがおすすめ
    シーツの仕上げをピシっとするために、すすぎの途中でのりを入れることをおすすめします。のりの使い方は簡単。すすぎの終わり頃に一旦すすぎを止め、のりを入れて、手でよくかき混ぜてから3分~5分放置します。その後、すすぎを再開して脱水するだけ。
    のりの種類によって浸け置き時間が変わりますので、ご使用ののりの取扱い説明書を読んでくださいね。

シーツを効率よく乾かす方法

シーツを干す女性,金髪の外人

シーツを干す時、もの干し竿いっぱいにさっと広げて干したいもの。でもそんな広い場所は取れない…いったいどこに干したらいいのか悩んでしまいますよね。

でも大丈夫。ちょっとしたコツがあるんです。シーツを乾かす方法として、「干す」と「乾燥機」の2つがあります。

シーツを干す手順

  1. 脱水後、すぐ洗濯機から出します。
  2. 洗濯したシーツを洗濯ネットから出し、叩いてシワを伸ばします。
  3. 風通しが良く、直射日光に当たらない場所に物干し竿を2本並べます。もし物干し竿が2本無い場合は、ハンガーを3つ~4つ1つの物干し竿に吊るしてください。
  4. シーツをM字型に干します。
    物干し竿2本の上にシーツをかけ、真ん中を下に押してM字のように干すと速く乾きます。この時、干したシーツの裾をできるだけ短くすることです。洗濯物は上から順にかわきますので上の方を長めに干すのが速く乾くコツです。

シーツを乾燥機で乾かす

コインランドリーの乾燥機は高温ですのでダニや菌を消滅させることができます。また、生乾きは湿気となり雑菌の温床となりますが、短時間で水分を飛ばして乾燥させるコインランドリーの乾燥機はおススメです。

シーツの洗濯頻度は夏は週1回、冬は2週に1回

シーツを干す女性の手,洗濯ばさみ
私たちは一晩でコップ1杯~1.5杯分の寝汗を書くと言われています。その汗や皮脂が毎日シーツに蓄積されていきますので雑菌やカビの温床になります。夏はコップ一2杯以上の大量の汗をかきますので、雑菌やカビの繁殖も速くなります。

ダニの繁殖力は強く人間から出る汗や皮脂など1gで約300匹のダニが生きられるようです。それを寝ている時に吸い込んでいるかと思うとぞっとしますね。清潔なシーツで気持ちよく寝るために、夏は週1回の洗濯をおすすめします。

また、冬はあまり汗をかいていないと思いがちですが夏より少ないだけで寝汗をかいています。冬は2週間に1回はシーツの洗濯をしましょう。

シーツの洗濯でやってはいけないこと

ベッドのシーツを取る女性
防水加工をしているシーツを洗濯機で洗うことはおススメしません。もともと防水処理をしていますので脱水の際水分が思うように抜けない可能性がありますので、防水加工のシーツはできるだけ手洗いしましょう。

シーツを洗濯機で脱水後は、すぐ洗濯機から出して干してください。洗濯機の中に入れたまま放置していると湿気と悪臭が雑菌やカビの温床となりますので注意しましょう。シーツを洗濯した後干す場合「風通しが良い」場所が一番のポイントです。生乾きは雑菌を発生させる原因になります。

まとめ

猫と眠る赤ちゃん
洗濯物をふんわりしてくれるのは柔軟剤。柔軟剤の良い香りも気分がリラックスしますがシーツの場合、柔軟剤を使うと汗の吸い取りが悪くなることもあるそうです。

香りが欲しい時は好きな香りのアロマを枕元に置くのもいいですね。ラベンダーは安眠の効果がありますのでおススメです。シーツはこまめに洗濯してスッキリした肌触りでぐっすいお休みください。

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よくある質問

  • シーツを洗濯機で洗うには?

    シートにファスナーがついている場合は閉じてください。シーツのシワを伸ばし、2~4つに折ってじゃばらに折りにし、その状態で大きな洗濯ネットに入れましょう。洗濯ネットに入れたシーツを洗濯機に入れ、洗い方の設定をします。シートをピシッと仕上げるために、水洗いの工程でのりを入れることをおすすめします。

    >> 詳しくはこちら

  • 枕の洗い方は?

    洗濯するときは、枕カバーと本体を分けて洗います。洗濯表示タグで「洗濯機で洗える」「手洗いできる」かを確認しましょう。基本的な洗濯方法は、ニットやおしゃれ着などのデリケートな素材の洗濯と同様に「ネットに入れる」「中性洗剤と弱水流で洗う」「形を整える」「天日干しまたは陰干し」というシンプルなものです。

    >> 詳しくはこちら

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