目次
場所別の掃除頻度と簡単な掃除法
家の中の各場所をリストにして、主な掃除の頻度を紹介していきます。
リビング
家の中でも人が長く居座る場所といえば、やはりなんといってもリビングですよね。人の出入りや居座る時間が長いと、その分だけ汚れやすくなります。ホコリ、衣服の繊維、髪の毛、食べ物のカス。リビングには目につきやすい汚れが目立ちます。そのため、リビングはできるだけコマメに掃除するのが理想です。
毎日はしなくてもいいですが、2日~3日に1回が目安として妥当です。フローリングワイパーをサッとかけるだけでもだいぶ違います。その頻度で掃除が無理なら、1週間に1度は掃除機をかけるように心がけましょう。
玄関
玄関もまた汚れやすい場所です。外からの泥や砂を持ち込むからです。玄関掃除は基本的に「掃き掃除」ですから、やろうと思えば毎日できます。ホウキでサッと床の土ぼこりを掃けば、掃除としては十分です。理想は毎日ですが、2日~3日に1回、最低でも1週間に1回が妥当の頻度です。
ベランダ
ベランダは雨風や土埃に晒されているので、かなり汚れやすい場所です。網戸やサッシ部分も汚れが目立ちます。とはいえ、ベランダの掃除を毎日するのは大変ですし、すぐに汚れてしまう場所なので、1週間に1回くらいが妥当な目安です。それが無理なら、最低でも1カ月に1回の頻度でベランダ掃除をするようにしましょう。
トイレ
トイレもかなり汚れやすい場所なので、掃除は毎日行ってもいいくらいです。1日1回、便器周りや便器を除菌シートで一拭きするクセをつけておくと、つねに清潔なトイレ環境を保つことができます。一日一回が理想ですが、それが無理なら2日~3日に1回が妥当の頻度です。「忙しくて最近掃除できてないな」と思ったときは、便座の表と裏を除菌シートでコマメに一拭きするようにしたほうがいいでしょう。
お風呂
水回りの中でも、掃除をサボると厄介な汚れがたくさん蓄積するお風呂。浴槽や床の水垢、カビ、排水口のゴミ。身体を綺麗にする場所だからこそ、常に清潔な環境にしておきたいですよね。
お風呂は入浴をするときに「ついで」のつもりでコマメに掃除する習慣があるとラクです。身体を洗うときに、掃除用スポンジで気になる場所をこすったり、お風呂からあがるときに排水口のゴミを処理することができます。
掃除の頻度でいえば、最低でも1週間に1度。水垢やカビの有無をチェックしましょう。お風呂からあがったときは、浴室の換気扇を回して「換気」することをオススメします。浴室が乾燥して除湿されることで、カビのリスクを防げるからです。
キッチン
油汚れや水垢が生じやすいキッチン。同じ水回りでも、トイレや浴室とはまた違った汚れの性質があります。キッチンが汚れるのは、料理をしているせいです。
つまり、キッチンの掃除は、基本的には「調理が終わったあと」に行うのが理想となります。料理をするたびにキッチンの汚れを除去するように心がけていれば、「一気に掃除する」なんて大変な目に遭わなくて済みます。油が固まって頑固な汚れになる前に、その日のうちにキレイにするようにしましょう。
理想を言うなら三角コーナーも一日に一回取り換えるようにしたほうがいいでしょう。また、水回りの汚れを落とすのに便利な「重曹」を常に用意しておくとよいですね。気になった汚れは、重曹を溶かした水を吹きかけることでだいたい落ちます。
洗面所
洗面所は、用足しの「ついで」に鏡や洗面台についた水気を拭いたりするように心がけると掃除がラクになります。また、排水口に絡まった髪の毛なども、その都度取り除くようにするとヘドロ対策にもなります。つまり洗面所掃除は、毎日コツコツやるのが理想的だと言えます。大がかりに掃除するなら、一ヵ月に一度が目安です。
毎日の掃除を楽にする対策
毎日コツコツ出来る範囲で掃除をする
掃除を「一気にやるもの」と考えるのではなくて、「毎日コツコツ行う」ものだと捉えるのがミソです。リビングでのんびりくつろいでいるときに、たまたま汚れが目にとまったら、そのときに処理するようにすればいいのです。そういう“小さな気づき”に対応する習慣を身につけると、大きな汚れが減り、掃除がとてもラクになります。
掃除ロボットに床の掃除を任せる
床の掃除をしてくれるロボットを使うと、目立ちやすい足元の汚れが抑えられます。予算的に問題がなければ、検討してみるのもいいでしょう。
ILIFE アイライフ V3s Pro ロボット掃除機
出典:https://www.amazon.co.jp/dp/B06XCPQTBS/
ロボット本体の厚さはたったの81ミリ!たいていの隙間にも対応できるスグレモノ。難しい操作もなく、ワンタッチで掃除モードにできます。ペットの毛にも対応しているので、犬や猫を飼っている方にオススメです。
エコバックス DEEBOT N79 ロボット掃除機
出典:https://www.amazon.co.jp/dp/B06XKC139T/
スマホアプリと連携しているので、遠隔操作や予約掃除ができます。フローリングは当然ながら、畳やカーペットにも対応しているのが嬉しい機能。
Dibea ロボット掃除機 D960
出典:https://www.amazon.co.jp/dp/B07NP96RGG/
チリやホコリや毛を吸い込むだけでなく、なんと「水拭き」までしてくれる掃除ロボット。ゴミを吸い取るだけでなく、よりハイクオリティな床掃除を求めるならこの一台。
家庭の状況により掃除の頻度は異なる
掃除の頻度は、その家庭状況によって多少異なります。人の出入りや生活時間の長さで汚れ方に違いがあるからです。また、掃除に割ける時間もバラつきがありますから、実際に推奨される掃除頻度は家庭状況に合わせて考えるのがベストです。
共働き家庭の場合
共働きをしていると、夫婦ともに家にいる時間が少ないため、なかなか掃除のタイミングを作りにくいですよね。残業が多いと、特にそうなりがちです。ですから、週に一回掃除をするのがポピュラーな頻度です。かといって一週間ずっと手付かずのままでいるのも汚れが溜まってしまいますから、掃除ロボットに毎日床掃除をさせていれば負担が減ります。
子育て家庭(家に子供がずっといる)の場合
小さな子供が家にいると、家は汚れやすくなります。元気に動き回るので、ホコリが舞い上がりやすいからです。食べ物を床に落としたり、ジュースをこぼしたりすることもあるので、尚のこと汚れやすくなると言えるでしょう。子供の年齢によって違いはありますが、掃除はできるだけ頻繁にしたほうがいいです。2日~3日に1回はやっておきたいですね。
専業主婦の場合
専業主婦の場合は、掃除にかける時間が確保できるはずですから、できるなら毎日軽めの拭き掃除などを行うとよいでしょう。洗濯している間にフローリングをワイパーで拭いたり、気になっていた場所を掃除するのが賢いやり方です。「掃除を他の作業と並行させる」意識で行えば、かなり効率的になりますよ。
さいごに
今回は、掃除のベストな頻度がテーマでした。この記事全般を通して言えるのは、「掃除は一気にやるのではなくて、毎日コツコツ出来る範囲でやる」ということです。その習慣があれば、掃除が格段にラクになります。ぜひ心がけてみてくださいね。