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知っていますか?魚焼きグリルの正しい使い方
使い方をきちんと知っている方は意外と少ないですよね。基本的に水が必要なものと必要でないものがあります。詳しい使い方は次の見出しでご紹介していきます。
きちんと使い方を把握して使用しないと匂いが移ってしまったり、発火してしまうような事故になりかねないので使用方法はしっかり守るようにしましょう。
正しくグリルを使えるようになれば料理の時短にもなります。また、焼き加減なども頻繁に見なくてもいいので失敗することが少なくなります。魚焼きグリルの使い方をマスターして活用すれば自分にいいことがたくさんあるのでぜひ利用してみましょう!
水ありの魚焼きグリルの使い方
ここからは、水ありの魚焼きグリルの使用方法についてご紹介します。水ありは片面焼きしかないためそちらの使用方法をお伝えしますね。
- グリルに水を入れる
この工程は必ず忘れないようにしましょう。忘れてしまった場合、焼いている魚の油がまわりに飛び散ってしまいます。そのまま加熱し続けてしまうと発火する恐れがあります。 - 魚を入れる
次に魚を入れます。大きい魚の場合は方向などは気にしなくても大丈夫ですが、小さい魚の場合には網目に沿って置いてしまうと下に落ちてしまう可能性があるので注意が必要です。 - 焼き目がつくまで焼く
焼き目がつくまで中火で焼きましょう。だいたい5〜7分ほどで焼けてしまいます。しかし、大きさによっても多少時間は前後するので様子を見ながら焼くようにしてください。 - 反対にして焼く
片面が焼き終わったら、ひっくり返します。魚の身が崩れやすくなっているので慎重にひっくり返すようにしましょう。 - 焼き上がったら完成
あとは焼き上がったら完成です。だいたいこちらも5分程度焼いてみて様子を見るようにしましょう。
【メリット】
メリットは煙が出にくいという点です。水があることによって魚から出た煙が水に溶けます。キッチン中が魚の煙臭くなることがなくなるのが嬉しいポイントです。水を入れることを忘れずに使うことができれば美味しくふっくらしたお魚を食べることができます。
水なしの魚焼きグリルの使い方
水なしの魚焼きグリルは両面焼きと片面焼きの2種類あります。自分のコンロに付いているグリルはどのタイプかきちんと確認してから使用するようにしましょう。
水なし片面魚焼きグリルの使い方
- 魚を入れる
まずは魚を入れましょう。このときも大きさによって置き方を変えるようにしてください。 - 焼き目がつくまで焼く
5〜7分ほど中火で焼きます。 - 魚を裏返す
この時くっついてしまって身が剥がれにくくなっている可能性もあるので扱いには気をつけましょう。 - 焼き上がったら完成
焼き上がったら完了です。火を消して食べましょう。
【メリット】
メリットはなんと言っても水を入れる必要がないことです。細かい決まりをうっかり忘れてしまいがちという方にはとても向いているグリルですね。
両面焼きグリルよりも網にくっつくことはなく、なおかつ表面がカリッと香ばしく中はふっくら焼くことができます。また、高温で焼き上げるので魚の生臭さも同時に飛ばすことができるのがメリットと言えるでしょう。
水なし両面魚焼きグリルの使い方
- 魚を入れる
魚を入れます。大きさに合わせて方向を調節しましょう。皮が付いている方を上にして焼きます。 - 焼く
魚の大きさや厚さにもよりますが、だいたい5分程度焼いてみて様子を見ましょう。 - 焼き上がったら完成
焼き上がったら完成です。身が網にくっついていることが多いので慎重に剥がして取ります。
【メリット】
メリットとしては、両面から火を入れることができるので紹介したグリルのうち一番焼き時間が短くて済みます。また、中の魚をひっくり返す必要もないため身を崩すリスクもきちんと抑えることができます。煙が出てくる量も少なくて済むので、キッチン中が臭くなることもありません。
アルミホイルを使う時のコツ
使用する時、アルミホイルを敷いてから焼くという方法があります。アルミホイルを敷いてから焼くと洗うときに網に焦げ付くことがなくなります。アルミホイルを捨ててグリルを洗えばすぐに片付けが終わってしまうので楽になります。
また、ししゃもなどのサイズの小さい魚も落とすこと無く焼くことができるのでとても便利です。アルミホイルを使用して焼くときにぜひ守って欲しいのが以下の2点です。
- 脂が乗っている魚を焼くときはアルミホイルに穴をあける
- 薄くアルミホイルに油を塗る
鯖や秋刀魚など脂が乗っている魚を焼く際、アルミホイルに穴を開けていないとホイルに油がたれて引火してしまう可能性があります。せっかくヘルシーに焼けた魚も油まみれになってしまうので穴を開けてから焼くようにしましょう。
穴を開けることによって油が下に落下して引火を防ぐことができます。アルミホイルを敷いてグリルで焼くときアルミホイルの種類によってはくっついてしまって剥がれないといったことがあります。そんなときには焼く前にアルミホイルに油を薄く塗っておきましょう。
油を薄く塗ることで簡単に剥がすことができます。洗いも簡単になるのでくっついてしまうことに悩んでいた方はぜひ試してみてください。またくっつきにくいアルミホイルも販売されているので油を塗るのが面倒という方は購入を検討してみてはいかがでしょうか。
魚焼きグリルで魚以外を焼く方法
魚以外の他の食材で使用するときに、匂いが移ってしまわないか心配になってしまう方も多いですよね。じつは魚焼きグリルを使用している最中は、食材から水分が出ていくため、匂いが移ることはありません。問題は加熱したあとです。
食材は冷めるときに匂いなどを吸収してしまうという性質があります。加熱後そのまま放っておくと匂いが移ってしまい一気に美味しくなくなります。
加熱した後はすぐに取り出すことを忘れないようにしてください。また、加熱前に匂いが気になる場合は5〜10分程度グリル内を空焚きしておくと匂いを飛ばすことができます。気になった方はぜひ試してみてください。ここからは魚焼きグリルを使った食材の焼き方をご紹介します。
魚焼きグリルを使ったトーストの焼き方
片面焼き
- パンを並べる
- 強火で2〜3分焼く
- ひっくり返して1分焼く
- 焼き上がったら完成
両面焼き
- 2分予熱する
- アルミホイルを敷いて上弱火・下強火で2〜3分焼く
- 焼き上がったら完成
魚焼きグリルを使って調理すると外はカリカリ、中はふっくらといつもと違ったトーストを楽しむことができます。焼くときはパンの厚さに注意して、火加減や焼く時間を調節しましょう。
魚焼きグリルを使った野菜の焼き方
片面焼き
- 野菜を切る
- 硬い野菜から入れて3分焼く
- 火の通りやすい野菜を入れて10分焼く
- 時々転がして竹串がスッと通るようになったら完成
両面焼き
- 野菜を切る
- 硬い野菜から入れて2分焼く
- 火の通りやすい野菜を入れて6分焼く
- 時々転がして竹串がスッと通るようになったら完成
グリルで野菜を焼くことによって余計な野菜の水分が抜けて野菜の味が濃くなります。素材の味を楽しむことができるので、チーズフォンデュなどの料理のときに活用すると美味しく食べることができるでしょう。
魚焼きグリルをさらに活用する使い方
上記でも少し触れましたが、魚以外にも活用できます。いつもの調理法とは違った食感になったりするのでぜひやってみてください。
- 揚げ物の温め直しに活用する
- ヘルシー調理器として活用する
- オーブンの代わりに活用する
揚げ物の温め直しにも活用することができます。高温で一気に加熱することができるため、表面を揚げたての状態に近い食感にまで戻すことができます。
また、ヘルシー調理器としても活用することができます。加熱中に余計な油は下の受け皿に落ちていくので普通の調理よりもカロリーを抑えることができます。パサパサになったりしないの?と心配になる方もいるかもしれませんが大丈夫です。
水分を閉じ込めながら焼くことができるので美味しく食べることができます。オーブンを使いたいのに家にない…と困った経験はありませんか?一人暮らしの方だと特にあると思います。
必要だからといってわざわざ買うのももったいないですよね。そんなときは魚焼きグリルで代用しましょう。オーブンと同じくらいの熱を出すことができるので申し分ないくらい活躍してくれます。
さいごに
今回は魚焼きグリルの使い方についてご紹介しました。最後にもう1度おさらいをしましょう。水ありと水なしがあります。水ありは水を入れ忘れてしまうと事故に繋がるので注意しましょう。使い方はきちんと守るようにしてくださいね。
魚を焼く際にアルミホイルを使用すると魚が落ちるのを防いだり、網にくっついてしまうのを防止したりできます。用途に合わせて使うようにしましょう。魚焼きグリルでパンや野菜も調理することができるので、試してみてください。さらに活用する方法は以下のとおりです。
- 揚げ物の温め直しに活用する
- ヘルシー調理器として活用する
- オーブンの代わりに活用する
ぜひ試してみてください。うまく活用して時短で美味しい料理をたくさんつくりましょう!