目次
厚生省 労働時間通算ルールの見直しに反発の声
厚生労働省は、副業・兼業時の労働時間通算ルールの見直しを検討していることが分かりました。現在の労働基準法では、1日8時間・週40時間を超える労働に対して割増賃金の支払いが必要と定められています。複数の会社で働く場合、本業と副業の労働時間を合算して計算することが求められており、合計が法定労働時間を超えた場合、割増賃金の支払い義務が発生します。
例えば、本業で週35時間、副業で週10時間働いた場合、合計45時間となり、5時間分が法定労働時間を超過するため、その分の割増賃金が発生する仕組みです。
今回検討されている合算ルールの見直しや副業自体に国民から反発する声が相次いでいます。
この話題に寄せられたネットの声
「長時間労働は問題なのに副業促進って矛盾してない?」
「つまり休みの日も働け!と言う事ですね」
「長時間労働の促進につながるでしょ」
「これは週40時間の労働に加えて、更に休みに働けっていうことじゃん」
「副業をしなくて済むような社会体制を構築してくれ」
「副業せずに、普通に働いて普通に生活出来る環境を整えろよ」
この話題には数多くの批判的なコメント寄せられていました。
労働者の労働時間通算ルールの見直しに今後も注目が集まりそうです。