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約96万円の生活保護費を不正受給した容疑で57歳男を逮捕 「収入がない」と虚偽の申告書を提出
京都府警伏見署は今月4日、京都市伏見福祉事務所に「収入がない」と虚偽の申告書を提出し、約96万円もの生活保護費を不正受給した疑いでアルバイト勤務の57歳男性を逮捕しました。
警察によると、男は2021年3月から2022年6月までの計11回にわたり、生活保護費総計約96万円を不正に受給した疑いが持たれています。男はその間も派遣社員として毎月20万円ほどの収入を得ていたとのことです。
警察の取り調べに対し、男は「毎月返済しているので詐欺ではない」と一部容疑を否認しているといい、ネットでは批判の声とともに「生活保護を本当に必要としている人が申請しにくくなるのでは」など、懸念の声も上がっています。
このニュースに寄せられたネットの声
「こういうのは氷山の一角では。もっと厳密に調べたほうがいいと思う」
「福祉事務所は毅然として不正受給のないようにお願いします」
「一番悪いのはこの男なんですが、こんな簡単に生活保護を受給できるシステムも問題ですよね」
「本当に困っているひとが利用できる制度でありますように」
「生活保護を受給したい人がいても申請が通らずに苦労している人もいます」
今回のニュースを受けて、世間では国民が収めている税金が不正に受給されていたことへの批判の声や、本当に必要な人が利用しにくくなるといった懸念の声が上がっています。
生活保護は生活に困っている人にとって必要なシステムです。今後はより不正受給を発見しやすいような仕組みや申請条件などを見直すべきでしょう。