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4歳男児 博物館内の3500年前の壺を割る 博物館の神対応がネットで話題に
イスラエルのハイファにある考古学博物館で、思わぬハプニングが起きました。4歳の男の子が、なんと3500年以上前の青銅器時代のつぼを誤って割ってしまったのです。事件は、子どもが「中身が気になって」つぼを引っ張ったことがきっかけでした。父親は最初、自分の子どもがやったとは信じられなかったそうです。
しかし、この出来事に対する博物館の対応が、今ネットで大きな話題を呼んでいます。
博物館長のインバル・リブリン氏は、「博物館は霊廟(れいびょう)ではなく、家族に開かれた生き生きとした場だ」と述べ、この事故を前向きに捉えています。さらに、子どもと母親を博物館に招待し、プライベートツアーを行うという粋な計らいを見せました。
博物館側は、展示方法を変更せず、むしろこの機会を活用して来館者の啓発に役立てる方針で、つぼを修復して元の場所に戻し、教育的な機会として利用するとしています。
また、新たに触れてよい展示品と触れてはいけない展示品を示す標識を設置し、再発防止にも努めています。
この対応にネット上では多数のコメントが寄せられています。
この話題に寄せられたネットの声
「子供や家族のトラウマにならないか心配」
「理解が及ばない年齢の子供は入れるべきではないのでは?」
「4歳はまだ怖くて連れていけない」
「子供が触れられるのはちょっとやり過ぎだと思う」
「悪気のない親子に対しネガティブな印象で終わらないようにする発想が素晴らしい」
「この博物館の姿勢良いですね」
「日本もこういう姿勢であってほしい」
この話題には数多くの方から様々なコメントが寄せられていました。
博物館側の柔軟な対応と教育的な取り組みは、多くの人々から称賛を集めているようです。