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森秋彩 スポーツクライミング決勝で第1課題最初のホールドに身長届かず0点 主催側に非難殺到する事態に
パリオリンピックのスポーツクライミング複合女子の決勝にて、日本代表の森秋彩が第1課題最初のホールドに身長が及ばず、手が届かなかったことで0点に終わりました。
身長154cmの森秋彩さんは、第1課題で何度も助走をつけて壁を駆け登りました。しかし、ホールドに手が届かず落下を繰り返し、最終的に制限時間内にのぼることができず、第1課題は0点でした。
その後、ボルダーでは7位となった森秋彩さんでしたが、リードで他の選手を圧倒したことにより、点数を伸ばすことに成功。しかし、最初のボルダーでの出遅れが影響したことで、最終結果は4位とメダルに届きませんでした。
この試合を見ていた日本の人々からは、ネット上で「理不尽すぎてほんま納得できん」「身長は実力じゃどうにもならないから辛い」といった非難の声が上がり、海外ファンからも「背の低い人が不可能な課題をこなしているのを見るのは本当に腹立たしい」「ルートセッターが森を汚した。許さない」といった声が殺到。
こうした経緯を受け、他国のメデイアでも取り上げられる事態となり、現在も世界中で議論を巻き起こしています。
このニュースに寄せられたネットの声
「どれだけ指の力や粘り強さやスタミナが有っても、物理的に無理なものは有る」
「実力のある選手が実力を発揮できるように、ゲーム設定を整備していってほしい」
「年齢制限がないと若い選手が今回のようなケースになりうるのでしょう」
「多様性ではなく、まだ根強く残るアジア人差別だと思う」
「世界選手権でも身長届かないルートがあって日本は抗議したのに」
オリンピック競技として歴史の浅い競技は、ルールや条件などが他の競技よりも議論が不足しているものも多いと感じる人が多いようです。今後、より出場する選手たちが公平に実力を発揮できるよう、ルールや出場条件、ゲーム設定に更なる議論が必要だと思われます。