【パリ五輪】”セーヌ川”水質問題を『ノルウェー金メダル選手』が帰国後非難 相次ぐ嘔吐や感染症がネットで話題に「地元の人は泳がない」「2000億かけても汚い川ってどれだけ汚いねん」

【パリ五輪】セーヌ川でのトライアスロンにノルウェー選手が帰国後非難 ネットで話題に

2024年パリオリンピックで行われたセーヌ川でのトライアスロン競技について、ノルウェーの金メダリスト選手が帰国後に厳しい批判を行い、ネット上で大きな反響を呼んでいます。

東京オリンピックの金メダリストで、パリ五輪では個人12位、混合リレー11位に終わったクリスティアン・ブルンメンフェルト選手(30)が、地元メディアのインタビューで「アスリートに対して無礼だった」と怒りを露わにしました。

ブルンメンフェルト選手は、「セーヌ川で競技を開催すると決めたとき、彼らは会場をコントロールするだろうと思っていました。しかし、それはただのギャンブルでした」と述べ、大会運営の決定を厳しく非難しています。

セーヌ川の水質問題は大会期間中、大きな話題となりました。多くの選手が深刻な体調不良を訴え、カナダの男子選手に関しては10回も嘔吐する様子がテレビの生中継で映し出されたほか、ベルギーの女子選手クレア・ミシェルさんは、ウイルス性感染症による下痢と嘔吐が続き、チームは混合リレーへの出場を辞退しました。さらに、ポルトガルの男女2選手も胃腸感染症を発症したことが報告されています。これらの症状は、セーヌ川の汚染水が原因ではないかと疑われています。

ベルギーの男子選手マルテン・バンリールさんは、「もし選手の健康が優先されていたら、この大会はとっくの昔に別の場所に移されていただろう」と批判し、選手たちの不満を代弁しました。

パリ市は水質改善に約2430億円を投じましたが、結果的にアスリートの健康を脅かす事態となりました。この問題は、大規模スポーツイベントにおける環境問題と選手の安全性のバランスについて、改めて考えさせられる機会となっています。

これを受け、ネット上では批判的な意見が多く寄せられています。

この話題に寄せられたネットの声

コメント

「本当に選手が気の毒だった」
「なぜトップアスリートがドブ川で泳がなければいけないのか謎」
「フランス人女性があなたは泳ぐか?と聞かれて、まさか!とわらっていたのが印象的だった」
「2000億かけても汚い川ってどれだけ汚いねん」
「現地の人は泳がないんだろきっと」
「大会を実行するのが目的で選手のことは考えてないんだろう」

この話題には数多くの批判的なコメントが寄せられていました。
2028年のロサンゼルスオリンピックでは、トライアスロンとマラソンスイミングがロングビーチで行われる予定で、水質問題は回避されると期待されています。パリ五輪の教訓を活かし、選手の安全を最優先にした大会運営が求められそうです。

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