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AC”新ルール”『浸透率が国によって異なり』中島HC不満を吐露 情報共有の点がネットで話題に
パリオリンピックで開催されたアーティスティックスイミングでチーム・アクロバティックルーティン(AR)に続き、テクニカルルーティ(TR)とフリールーティン(FR)を終え、日本は5位入賞を果たすも表彰台を逃しました。
東京オリンピック開催後にルールが大きく変わり、「日本は新ルールの情報量が少なかった」と中島HCは語気を強めて語ります。
今大会からフィギュアスケートと同様に、技の難易度が設定され出来栄え点が加算される方式に変更。演技構成を事前報告せねばならず、技認定がなければ大幅に減点されます。上位3国は新ルール作成に携わった世界水連役員を擁しており、日本の認知との差が大きく欧米の強豪国との情報量の差が垣間見えました。
中島HCは「急にコロコロルールが変わるのは、本当に困る」としつつも、「アメリカのリフトが素晴らしい」と実力を認め、「これからまた新ルールの変更があるので、その中で点を取れるDD(難易率)稼ぎを考えたい」と気持ちを切り替えてデュエット種目に臨む姿勢を見せました。
この記事に寄せられたネットの声
- 「ハッキリと言ってパリ五輪は、色んな意味で近年、最低のオリンピックだと思います。競技運営、競技場、選手村施設、選手村運営、管理、審判などetc。 そんな中で日本選手は良く頑張っていると思います。」
- 「ルールに不満を持つなら、ルールを変える側にまわらないと。 同じことはどこでも容易に繰り返されると思います。」
- 「新しい情報は、待っていても中々入って来ないというのが、素人目でも感じました。 日本の選手はよく頑張っていて、きっと途方もない練習量だったのだろうと思いました。」
- 「こんな事は言いたくないが、アメリカやヨーロッパはアジア人に負けることは負け組といった風潮があるように感じる。どのスポーツもアジア人に不利な条件にどんどん変更し、自分達の有利なかたちに変更していっているような気もする。」
- 「自国が優位に立つように細部の情報を隠すなんてことが、許されていいのか? スポーツ仲裁裁判所に訴えてもいいレベルの話のような気がします。」
ルールの改定などを行ったのであれば、参加国すべてに平等に情報が供給される工夫が待たれます。