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ガーナ国籍男性 生活保護却下に『血が通ってない』上告し話題に
慢性腎不全を患うガーナ国籍の男性、シアウ・ジョンソン・クワク氏による生活保護申請却下処分の取り消しを求めた訴訟の控訴審で、東京高裁は男性側の訴えを退ける判決を下しました。
ジョンソン氏は2015年に留学生として来日し、その後就労ビザを取得して働いていましたが、2019年に慢性腎不全を発症。週3回の透析が必要となり就労不能に陥りました。
2021年11月、千葉市に生活保護を申請しましたが却下され、訴訟に至っています。
裁判所は、生活保護法の対象に外国人が含まれていないこと、また1954年の厚労省通知に「処分性」がないと判断したことなどを理由に申請を却下しました。
判決後の記者会見で、弁護人の及川智志弁護士は「人としての血が通っていない、冷酷な判決」と強く批判しました。
この話題に対してネットでは多くのコメントが寄せられています。
この話題に寄せられたネットの声
「何れ母国へ帰ってしまうような外国人にまで支給するようなものではない」
「普通に考えれば外国に出稼ぎに行って病気になったら自国に帰れって話」
「もう無保険の外国人は入国禁止で」
「保険に出稼ぎに来ている外国人が加入できるのが間違いだろ」
「自国政府の保護を受けてください」
「至極妥当な判決」
この話題には男性に対する批判的なコメントが数多く寄せられています。
現在、ジョンソン氏は支援者からの援助で生活していますが、弁護団は支援が途絶えれば命が脅かされる可能性を懸念しています。ジョンソン氏は最高裁への上告を予定しており、「最後まで戦い続ける」と決意を表明しているとのことです。