畳の掃除の仕方まとめ!正しい方法からカビ・ダニの対処法まで

畳の掃除の正しい仕方をちゃんとわかってますか?畳の部屋でごろんと寝転がったりすると何だかとても落ち着きますよね?そんな畳も汚れてカビ臭くなってしまっていたり、ダニがいたりすると気分が台無しになってしまいます。今回は正しい畳の掃除の仕方、色々な汚れの落とし方やカビ、ダニ対策の方法までしっかりと紹介します。

畳掃除の基本

畳 アップ

まずは畳の構造を知って畳掃除の基本から学びましょう。

畳は何重にも重ねた稲わらを圧縮した「畳床(たたみどこ)」に、イ草を編みこんで織られた「畳表(たたみおもて)」を被せ、長いほうの辺に「畳縁(たたみべり)」を縫いつけて作られています。普段の掃除では表面になる「畳表」と「畳縁」を掃除します。

「畳表」になるイ草の内部はスポンジ状になっていて、空気中の二酸化窒素などを吸着する性質があり、嫌な臭いも消してくれるといった空気の浄化作用があるので、その香りは人をリラックスさせる効果があります。

畳掃除の基本は畳を傷つけないように畳の目にそって、掃除機で吸ったりほうきで掃きます。ゆっくりと、優しく行うのがポイントです。慌てて急いで力強く掃除機をかけたりほうきで掃くと表面のイ草を傷つけてしまい畳の持つ効果を失うことになってしまいます。

掃除機吸ったりやほうきで掃いた後は、乾いた雑巾で乾拭きをします。畳は湿気や水分に弱く湿気を残すことによってカビが生えてしまいます。乾拭きも畳の目にそって行います。

掃除機やほうきでの掃除は毎日できると思いますが、雑巾での乾拭きは毎日行うのは大変だと思います。乾拭きは1週間に1度くらいの頻度で実施すれば畳を綺麗に保つことができます。

畳の掃除の正しい方法

和室 畳

1.家具をどける

掃除をする和室に置いてある家具を可能な限り、別室や廊下に移動させて掃除をします。細かいところまで掃除をする為に座卓、座椅子の他、置物なども移動させて畳の上に何もない状態を作ります。

2.掃除機や掃き掃除でゴミを取り除く

畳の掃除の前に部屋の高いところから床に向かってハタキやハンディモップを使ってちりやホコリを落とします。その後掃除機や掃き掃除でゴミを取り除きます。ご家庭でお使いの掃除機に「畳モード」があれば畳モードで掃除します。部屋の奥から入り口に向かって掃除をします。

掃除の際は必ず畳の目にそって掃除機をかけたり、ほうきで掃きます。そうすることで畳の目を傷めず隙間に入ってしまったゴミを取り除くことができます。

掃除機はハンディータイプの物をお使いでは無い場合、本体を引きずりながら掃除をすると畳が痛むので出来る限り片手で本体を持ちながら掃除をしましょう。

畳だけではなく和室の掃除全般に言えることですが、強くこすらないでゆっくり優しく押し付けるのではなく滑らせるイメージで行ってくださいね。強くこするのは畳にダメージを与えてしまうだけではなく、襖や障子を傷つけたり破いてしまったりすることがあります。

3.必ず乾拭きで仕上げ

畳はイ草という植物から出来ています。濡れた雑巾で拭き掃除をして仕上げとしてしまうと水分を含んだ状態になってしまいます。湿度を保ったまま放置をするとカビが発生してしまいますので、掃除機での掃除やほうきでの掃き掃除をしたら必ず乾いた雑巾で拭き掃除をして仕上げます。

畳のカビを掃除する方法

カビ イラスト

畳にカビが発生してしまった場合の掃除方法は、カビの状態によって掃除に使用する物が変わります。表面に少し見える程度のカビや青カビの軽度なカビには「酢」や「エタノール」を使用します。

酢を水で10倍に薄めて雑巾につけ固く絞ったら畳の目にそって軽くこすってカビの掃除をします。畳は湿気に弱いので畳の目にそって必ず乾拭きをしてください。

掃除の直後は酢の臭いが残りますが、時間と共に臭いは消えます。酢には除菌効果や漂白効果がありますし、どのご家庭にもあると思うのですぐに掃除をすることができます。

エタノールは酢よりもカビに対して効果的です。スプレー容器に入っている消毒用エタノールがあれば、畳の掃除以外にも使えるので便利です。

カビの部分に少し高い位置からスプレーします。その後使い古しの歯ブラシなどで畳の目にそって優しくこすってカビを取り雑巾で取り除きます。取り除いた後再度スプレーをして除菌します。その後畳の目にそって必ず乾拭きをしてください。

畳にカビを見つけたら、すぐに掃除をすればカビがひどく広がることはないので早めに対処しましょう。

畳のダニを駆除する方法

ダニ イラスト

ダニはカビと同じような環境(湿度60%以上・適度な温度20℃~30℃・えさとなるちりやホコリや人間の皮脂など)を好み発生してしまいます。ダニは生命力が強いのですが「熱」には弱いと言う特性を持っています。

ダニを放置してしまうと死骸やフンを吸い込んでしまうことでアレルギーの原因になってしまいます。ダニは目で見ても存在がわかりづらいので、発生させる環境を作らないことが駆除に繋がります。

1.毎日の掃除

ダニのえさになってしまう「ちり、ほこり、皮脂、食べかす」を放置しない。すなわちダニのえさになるものを排除します。1畳あたり数十秒かけてゆっくり畳の目にそって掃除します。掃除機での掃除は畳の表面にいるダニを排除してくれます。

2.ダニ駆除剤を使う

薬局などで購入することが出来るダニの駆除剤を使用します。スプレータイプで表面に吹きかけ、針を使った注入タイプで畳の内部に噴射して潜むダニを駆除します。

3.布団乾燥機を使う

ダニは熱に弱く60℃を超えると死滅します。畳1畳ずつ畳の上に布団を被せて布団乾燥機をかけます。こうすることによって布団の湿気を排除し布団のダニも胎児する事ができます。家族で使っている布団を畳1畳に1枚ずつ使えばまとめてキレイにする事が出来て効果的です。

布団乾燥機以外にもアイロンの熱でダニを駆除するという方法もありますが、アイロンの大きさから考えると効率が悪くなってしまいます。布団乾燥機をお持ちで無い場合は代用してもダニの駆除は可能ですが畳を焦がしてしまってシミなどを作らないように注意してください。

駆除剤や布団乾燥機を使った後も必ず掃除機で吸ってダニの死骸やフンを排除するのを忘れないようにしてください。

畳に付いた汚れの種類で異なる掃除方法

コップ 水 こぼす

飲み物

畳に飲み物をこぼした場合は、すぐ乾いたタオルに吸わせて液体を取り除きます。こぼしてからのスピードが重要です。畳が吸い込んでしまう前にタオルを当てて軽く押し付けてタオルに吸わせます。吸わせた後はさっと固く絞った雑巾などで水拭きして、最後に乾いた雑巾でしっかり乾拭きをして水分が畳に残らないようにします。

畳に油をこぼした場合は、粉末の洗剤やクレンザーなどをふりかけ油を吸わせた後で掃除機で吸引して固く絞った雑巾で拭き取り、その後消毒用アルコールをつけて再度拭き、乾いた雑巾でしっかり乾拭きをしてください。

チョコレート

畳に付いたチョコレートの汚れは、水と重曹を混ぜた液体を使い古しの歯ブラシなどに染み込ませてかき出します。その後お湯をつけ固く絞った雑巾でかるく叩きながら汚れを浮かせて拭き取ります。最後にしっかり乾拭きをします。

ガム

畳にガムを付けてしまった場合は、サラダ油を使い古しの歯ブラシに染み込ませてかき出します。その後お湯をつけ固く絞った雑巾でかるく叩きながら汚れを浮かせて拭き取ります。最後にしっかり乾拭きをします。

またはコールドスプレーでガムを固めてはがす方法もあります。

クレヨン

畳に付いたクレヨンの汚れは、チョコレートの時の対処方法と同じ方法で、水と重曹を混ぜた液体を使い古しの歯ブラシなどを使ってかき出します。その後お湯をつけ固く絞った雑巾でかるく叩きながら汚れを浮かせて拭き取ります。最後にしっかり乾拭きをします。

油性マジック

畳についた油性マジックの汚れは、除光液を化粧用コットンに染み込ませて畳の目にマジックの汚れが入り込まないように注意しながら優しく拭き取ります。吸わせた後はさっと固く絞った雑巾などで水拭きして、最後にしっかり乾拭きをします。

タバコの灰

畳にタバコの灰をこぼしてしまった場合、いきなり掃除機で吸ったりほうきで掃くだけでは畳の目の中に灰が入り込んでしまいます。タバコの灰をこぼしてしまった場合は、あせらずこぼした部分に塩を撒きます。軽く手でこすって馴染ませたら灰の周囲をトントンと叩きます。塩に含まれる水分が灰を吸着してくれます。塩が灰を吸着してくれたら掃除機で塩を吸い取ればキレイに掃除できます。

畳を掃除する際の注意点

畳を掃除する際の注意点は必ず最後に乾拭きをすることです。畳のイ草は水分を吸収しやすいので、水分が畳に残ってしまうとカビを発生させてしまうだけではなくダニを発生させてしまう原因となってしまいます。カビやダニは病気やアレルギーの原因になってしまいますので、小さなお子さんがいる家庭では特に注意してください。

畳を清潔に保つ方法

和室 畳

畳を清潔に保つ方法は毎日のお掃除と換気です。ちりやホコリだけではなく人間の皮脂や食べかすが畳に残っていたり、ジュースなどをこぼして放置してしまうとカビが生えて健康面にも良くありません。畳はイ草で出来ているので呼吸するとも言われています。天気の良い日には窓を開け空気の入れ替えもしっかりとしてください。

まとめ

畳 赤ちゃん

今回は畳の掃除の仕方について詳しく紹介しました。畳は直接肌で触れる機会が多いものです。畳の上にごろんと横になると何だかすごく落ち着いた気分になりますしさわやかな香りでいやされます。畳はいつも清潔にして快適な生活を心掛けてください。