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0歳から知育教育を始めるときに気をつけることは?
知育教育を始めるときに気をつけるのは、子供を否定しないこと。
子供は初めて見たものに興味を持って、自分なりに考えて触ってみようとします。しかし、パパやママに自分がしたことを「違う」と否定されてしまうと、もうそれに関心を持たなくなってしまうのです。子供がやってみたことには、まずは褒めてあげましょう。
また、他の子供と比較するのもよくありません。誰かと比べられていると、人と違っていてはいけないという記憶が残り、自分の考えを持たなくなるからです。お友達と競わせることは、決して知育にはなりません。焦らずに、その子のペースで個性に合わせ、子供が興味を持つことを見守っていきましょう。
どんな道具を使えば良い?
家で知育をするときには、最初は積み木やブロック、木のおもちゃなどがあれば良いでしょう。
ハイハイなどができるようになると、音が出るおもちゃの楽器や触ると動くおもちゃで音や動きに興味を持たせます。少し大きくなって、自由に手が動かせられるようになるとお絵かきやパズル、折り紙がおすすめです。貼って剥がせるシールも、自分で貼ってみたいと、自分でやることへの興味を示すキッカケになります。
家庭でもできる知育教育の工夫
0歳の頃は、目で見ることで五感を刺激するカラフルなおもちゃを飾ってみましょう。
上から吊るしてみると、産まれたばかりの子は物をじっと見つめていたり、動くものを目で追ったりして視覚から刺激を与えます。また、
0歳の頃は言葉を聞くことで、脳に吸収していくため、絵本の読み聞かせが良いでしょう。パパやママの声に耳を傾けて、絵を見つめたり手で絵を触ったりして、言葉や絵に興味を持っていきます。
また、なんでも口に入れたがる時期でもあるので、積み木など大きくて固いものは、口に入れると食べられないと学べます。
2〜3歳になると話す言葉が増えてきて行動範囲も広くなる時期です。この頃には、指を使って遊んだり一緒に料理を作ったりするなど、大人がお手本を見せて真似をする習慣をつけると脳に刺激を与えます。
4〜5歳くらいになると、考える力が身についてくるので、頭を使いながらできる言葉遊びをしたり、あやとりなど手と頭を使ったりする遊びがおすすめです。
教室に通って指導を受ける
少子化や核家族化、また地域との繋がりが少なくなってきた現在、家庭だけで知育教育を実践するのは大変です。
正しい知育を実践してくれるインストラクターがいる教室に通って、人と人との繋がりを学んでいくのが良いでしょう。家の中ばかりでいては、あいさつができない子になり、学校に通い始めても授業に集中できなくなります。
プロの指導で、幼児期から必要な知育が学べるのが教室に通うメリットです。同じ年齢の子供達の中で学んでいると、知育を身につけながら正しいマナーや生活習慣も身につけることができます。
4〜5歳くらいになると、コミュニケーション能力ができてきて、お友達と一緒に遊ぶ楽しさもわかるようになるでしょう。
知育は子供が興味、関心を持つやり方が大切!
0歳から始める知育教育は、家庭にあるおもちゃなどを使って子供の成長に合わせて実践できます。大切なことは、子供が興味、関心を持つこと。目の前にあるものを見て、聞いて、触ってみて、自分で考えてみる力を身につけていくのが知育の目的です。他の子供と比べたり、成長を焦ったりせず、子供のペースに合わせて行なっていきましょう。