目次
服についたチョコレートの染み抜き方法
用意するもの
- ベンジン(おすすめ!)
- クレンジングオイル
- キッチン用の洗剤
- 歯ブラシ
- 綿棒
必要に応じて用意してください。
ベンジンを使用する場合
- 歯ブラシまたは綿棒にベンジンを適量つけます。※作業は火気のない場所で十分に換気をしながら行ってください
- チョコレートのシミがついてしまっている部分を優しく叩くようにします。擦って落としても良いのですが、服が傷んでしまわないようにご注意ください
- シミを落とすことができたら、シミがついてしまっていた部分を水洗いします
- 洗濯機で洗って仕上げます
ベンジンは、油溶性のシミの染み抜きに効果的な可燃性の高い揮発油です。業務用の染み抜き剤としても使用されていますが、家庭用の染み抜き剤としても人気が高いものです。
原油から精製してしるため可燃性が高く、取り扱いには十分な注意が必要です。
チョコレートのシミが服の広範囲についてしまっている場合や、時間が経ってしまったチョコレートのシミを落としたいときに使用すると良いと思います。
クレンジングオイル(または、キッチン用の洗剤)を使用する場合
- 手チョコレートのシミがついてしまっている部分にクレンジングオイルまたはキッチン用の洗剤をつけ、手でもみほぐすようにして落とします
- シミを落とすことができたら、シミがついてしまっていた部分を水洗いします
- 洗濯機で洗って仕上げます
ベンジンをお持ちでない場合や使用したくない場合には、クレンジングオイル、またはキッチン用の洗剤を使ってチョコレートの染み抜きを行うことができます。
クレンジングオイルもキッチン用の洗剤も油分を落とすことができるものなので、油溶性のシミであるチョコレートの染み抜きにも効果を発揮してくれます。
チョコレートの染み抜きを行わない方が良いもの
基本的には、洗濯機や手洗いなどの家庭で洗濯をすることができない服の染み抜きは行わない方が良いです。染み抜きどころか服の色まで落としてしまうかもしれませんし、服を傷めてしまう可能性が高いです。
家庭で洗濯することがでない服にチョコレートのシミがついてしまった場合には、クリーニング店でプロにお任せしましょう。
外出先でついてしまったチョコレートの染み抜き方法
チョコレートのシミは油溶性のシミなので、水に溶けることがありませんので、水洗いでは落とすことができません。拭いて落とそうとしても広がってしまうばかりです。
正直なところ、外出先での応急処置は無いと言っても過言ではないと思います。油溶性なので油分の多いものを使って応急処置することができる可能性があります。
たとえば、ハンドクリームやリップクリームをシミのついてしまった部分につけて、ティッシュなどで拭き取るという方法があります。しかし、逆にシミを広げてしまうこともあります。
応急処置はあくまでも拭き取れる分のチョコレートのみ拭き取り、染み抜きはお家に帰ってから行うのが良いでしょう。
拭き取ることでシミが広がる可能性がある場合には、チョコレートを指でつまんで取るようにすると広がりを抑えることができます。
ご参考までに、市販のシミ取り専用グッズもいくつかご紹介します。
まとめ
チョコレートのシミは本当に厄介なものです。真っ白なワンピースにチョコレートを落としてしまったときは本当にショックでした。子供にチョコレートやシミになるようなお菓子や食事を与えるときは、緊張してしまいます。外出先では「仕方ない…」と諦めモードです。
ニオイもキツイですし、火気に十分に注意しなければならないベンジンですが、チョコレートなどの油溶性のシミを落とすのには抜群の効果です。
ドラッグストアやホームセンターにありますし、洗濯洗剤と同じ場所に並べられていることがほとんどです。頑固なシミを落としたいときにぜひ試してみてください。