水筒の茶渋の落とし方!簡単にキレイに茶渋を落とす7つの方法

水筒をしっかり毎日洗っているつもりでも、いつの間にか底にこびりついているのが茶渋です。見た目が汚いのはもちろんですが、汚れの中には菌が含まれている可能性もあるので、そのままの状態で使うのは健康面でも心配になります。そこで今回は水筒の茶渋の落とし方、また道具を使う際の注意点などについて調べてみました。

水筒の茶渋の落とし方7選

水筒と蓋

水筒についた茶渋を落とすにはいくつかの方法があります。

①洗剤+スポンジ(長い柄のついた物)で洗う

水筒のような長い筒状のものを洗う際は、長い柄のついたスポンジが便利です。水筒の中はカビや雑菌が繁殖しやすいため、使用後は洗剤を使って洗う事が大切です。

普通のスポンジでは奥まで届かないため、柄のついたスポンジが便利になります。スポンジ部分に固い研磨剤が入っていると傷をつけてしまう恐れもあるため、なるべく柔らかいスポンジを選ぶ事がポイントです。

②重曹を使う

頑固な茶渋には重曹が効果的です。様々な場所の掃除に活用される重曹ですが、食品添加物として使われる事もあり、安全性が高いのがメリットです。方法は水筒の中にお湯を入れ、小さじ1杯程度の重曹を加えてよく振り、30分から1時間放置した後にスポンジで擦って落とします。

③クエン酸を使う

アルカリ性の重曹に対して、酸性のクエン酸も茶渋落としに使う事が出来ます。クエン酸も食品由来のものなので安全性が高いです。重曹と同じ要領で水筒の中にお湯を入れ、クエン酸を小さじ1~3杯分加えて30分から1時間放置し、洗い流すという方法です。

④お酢を使う

お酢

クエン酸が無ければ、同じ酸性の酢でも効果を発揮します。お酢の種類はポン酢など調味酢を除けば何でも良く、穀物酢や米酢など家にある食酢を使う事が出来ます。

水筒にぬるま湯を入れて、約10倍の濃さになるよう酢を加えて1時間ほど放置し、最後はスポンジで軽く洗います。酢は抗菌作用もあるので、茶渋落としだけではなく除菌目的でも使いたいものです。

⑤メラミンスポンジで洗う

様々な場面で使われているメラミンスポンジは茶渋の汚れも綺麗に落としてくれます。適当なサイズにカットしたメラミンスポンジを菜箸など使って汚れの目立つ部分を擦れば、力を入れなくても茶渋も落ちていきます。洗剤を使わなくても落とせるのがメリットでもあります。

⑥卵のカラを使う

意外な物では卵の殻も洗浄に使えます。卵の殻を綿棒などで砕き、砕いた殻を水筒の中に入れて殻が浸るまで水を注ぎ、後は蓋をして水筒を振ります。卵の殻が水筒の内面に満遍なく触れる事で、茶渋も取り除いてくれます。最後は洗剤をつけたスポンジで洗っておくと、衛生面でも問題ありません。

⑦酸素系漂白剤を使う

ステンレス製の水筒の茶渋には酸素系漂白剤がよく効きます。40~50℃のお湯を1ℓ用意し、そこに5gの酸素系漂白剤を投入します。出来た洗浄液を水筒の中に入れ、1時間置いておくと中がピカピカの状態になります。

この中の過程で注意したいのが、一定の温度に保とうと水筒の蓋をしてしまう事です。蓋をすると酵素が発生して気圧が高まり、水筒が壊れてしまう可能性があるのです。蓋をせず温度を保つには、ラップで蓋をして空気が通るように穴を開けておく事がポイントです。

重曹を使うときの注意点

重曹で洗濯

食品に使用されるほど安全性が高く、水筒の洗浄にも便利な重曹ですが、使用する上で注意すべき点があります。それは重曹を使っている途中で水筒を強く擦らないという事です。

重曹には研磨作用があるため、ボトルの内側をゴシゴシと擦ると傷がついてしまう可能性があるのです。汚れが酷いからと洗剤代わりに使って擦るのではなく、あくまでも重曹は浸け置き洗い用です。重曹を綺麗に洗い流した後、残った汚れを落とすための仕上げにのみ、スポンジの出番となります。

そしてもう一つ、重曹を溶かすお湯にも注意が必要です。重曹は65℃以上の温度の中に溶かすと、強アルカリへと変化する特徴を持っています。ちなみに強アルカリにはタンパク質を加水分解させる作用があり、肌を腐食させる危険性を伴っているのです。

加えて目に入ると失明する可能性もあるため、お湯を使っての作業は慎重に行わなければいけません。なるべく温度計を使うか、温度計が無ければ手で触って、「温かい」と感じる程度か確認する必要があります。

メラミンスポンジを使うときの注意点

メラミンスポンジ

頑固な茶渋もメラミンスポンジを使うと簡単に落とす事が出来ます。軽く擦る程度ならとても便利なアイテムではありますが、研磨効果が強いため、力を入れすぎるとボトルの内側に傷をつけてしまいます。

ステンレス製のボトルに傷がつく事で怖いのは、保温や保冷効果を低下させることです。また傷が入った水筒に酸性の飲み物を入れておくと、金属が溶け出し中毒症状を引き起こす可能性があるのです。

さらにステンレス、プラスチック共に言えるのが、傷がつく事で表面の凸凹した部分から菌が入り、食中毒になる事もあるため注意が必要です。

漂白剤を使うときの注意点

漂白剤

塩素系漂白剤は食器類に染み付いた汚れもスッキリと落とす効果があります。もちろん人体にも無毒で基本的には安全に使えるものですが、水筒の洗浄には注意が必要です。

まずプラスチック製の水筒は種類によっては劣化させてしまいます。ペットボトルに使われているポリエステル製のプラスチックは塩素系漂白剤と相性が悪く、一方ポリエチレン製のプラスチックは影響をほとんど受けないとされています。

そのためプラスチック製の水筒についた茶渋を塩素系漂白剤で落としたい場合は、最初にプラスチックの種類を確認する必要があります。

またステンレス製の水筒に関しては、塩素系漂白剤を使用すると金属を傷めてしまいます。内側に出来た傷から雑菌が入り込んで菌が繁殖したり、洗浄するつもりが逆にサビや茶渋を発生させる原因を作るのです。

ステンレス製の水筒も塩素系漂白剤はNGなので、漂白剤を使う場合は、必ず酸素系漂白剤を選ぶようにします。こちらならプラスチックの水筒に使っても問題ありません。

中栓とパッキンもしっかり洗浄

黒い水筒

水筒の内側を洗浄するのも大切ですが、実は中栓やパッキンも茶渋などで汚れています。まず中栓は分解出来るタイプなら必ず分解して、隅々まで洗うようにします。

栓の中を洗うのは面倒ではありますが、柄付きのブラシや歯ブラシがあると洗いやすくなります。そしてゴムパッキンは茶渋だけではなく、カビも発生しやすい場所でもあります。

小さいので洗いにくいですが、綿棒に洗剤を含ませて洗うと普段のお手入も楽になります。茶渋がこびりついて擦るだけでは無理となったら、重曹の出番です。タッパーの中に水と重曹を入れ、パッキンを投入した後に蓋をして振り洗いすると、汚れも落ちやすくなります。

もし重曹でも落とし切れなかった場合は、酵素系漂白剤につけて洗うという方法もあります。ただし洗浄力が強力でパッキンを劣化させてしまう恐れもあるため、浸け置きする場合は必ず30分までと時間を決めておくようにします。

こまめに洗ってしっかり乾燥!

たくさんの水筒

水筒に頑固な茶渋がついてしまうのは、日々の洗浄が足りないからです。基本的に正しい方法で隅々まで洗っていれば、茶渋も残る事はありません。

汚れがこびりつくと落とすのも一苦労なので、普段のお手入れをきちんとしていきたいものです。またせっかく洗っても水筒の中が濡れた状態では意味がありません。

中途半端な乾燥では汚れが残り、カビを発生させる原因にもなるのです。ボトルは水切りスタンドを用いて干し、パッキンや中栓は吸水タオルやペーパータオルで水気をしっかり取り除くようにします。

茶渋落としは正しい方法で行うべし

ステンレスの水筒

重曹や酸素系漂白剤など茶渋を落とす方法は様々です。ただ汚れ具合によっては落ちにくい可能性もあります。

そんな時、強引に汚れを落とそうとゴシゴシと擦ったり、強い漂白剤の中に長時間浸したりするような事をすると水筒自体を傷めてしまい、場合によっては健康被害をもたらす事もあります。洗浄する時は用法用量を守る事、そして普段からしっかりとお手入れする事が大切です。