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喪中とクリスマスの関係
喪中の1年間は、静かに過ごすべきと思いがちです。実際仏教では、大切な人が亡くなった年は、いろいろな行事を控え過ごすべきとされています。
クリスマスは、もともとキリスト教の行事。仏教を信仰している人には、本来無関係の行事なのです。しかし、今は他宗教であってもクリスマスを祝いますよね。他宗教である仏教を信仰していて、喪中の場合はどのように過ごすべきなのかをまとめました。
喪中のクリスマスはどう過ごすべき?
仏教で今喪中の場合、楽しく過ごすクリスマスをどう過ごすべきか悩むものです。どう過ごすのが正しいのか、過ごし方の基本をまとめました。
クリスマスの飾りをしても大丈夫?
クリスマスは仏教の行事ではないので、飾りつけを行っても問題ありません。しかし、家の外にイルミネーションやリースを飾ると、不謹慎だと思われる可能性があります。なので、喪中の場合は屋外への飾りつけは行わない方がよいでしょう。
家の中であれば、華やかなクリスマス飾りを施しても問題ありません。しかし、喪中であることが気になるのであれば、無理に飾り付けを行う必要はないので、家族や自分の気持ちと向き合って飾りつけを行いましょう。
ケーキやクリスマスカードはどうすればいいの?
クリスマスといえば、美味しいケーキとかわいいカードを思い浮かべますよね。クリスマスの楽しみである行事は、満喫しても問題ないのでしょうか?
- ケーキ…食べても問題ない
- クリスマスカードの交換…受け取る相手次第。非常識だと思われる可能性もある
ケーキは問題ないことが大半ですが、カード交換には少し注意が必要です。カードを贈る相手の気持ちを考慮し、どうすべきか悩んだ場合は本人に確認を取って贈るべきかを判断しましょう。
クリスマスパーティの開催や参加は?
クリスマスパーティの開催は、羽目を外して大騒ぎするような内容でなければ、基本的に行って問題ないとされています。パーティへの参加も、基本的にはOKです。
喪中にすべきでない行動
喪中にしてはいけないことは、以下のものが挙げられます。
- 正月飾りを飾る
- 年賀状を出す
- 初詣に行く
- 結婚や入籍
- 結婚式への参加…四十九日を過ぎていて、相手に確認を行い問題ない場合は参加OK
- こいのぼりを飾る…喪中にもかかわらず非常識という印象を持たれるかも
- お祭りへの参加など
子どもの成長を祝う行事は、執り行って問題ないものがほとんどです。そのほかの行事は、参加しても問題ないかその都度調べてみる方が無難。
喪中など宗教がかかわっている行事に対しては、個人で思い入れなどが異なります。親族間でも考え方に大きな違いがあるので、なんらかの行事にかかわることがある場合は参加しても問題ないかを確認してみてください。
まとめ
クリスマスは、日本では宗教を超えたお祝い事になっています。喪中であっても、クリスマスを満喫することは可能!楽しみ方を考えて、クリスマスのイベントに参加してみてください。