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電池切れの乾電池はある裏ワザで一時的に復活可能!?
私たちは乾電池を使って多くの家電や機器を動かしています。身近な生活用品ともいえる乾電池は、ある程度使っているとバッテリーが切れてしまい、使えなくなってしまいますが、実は一時的に復活させ、少しだけ使えるようにする方法があることをご存知でしょうか。
もちろん、バッテリーが一度なくなってしまった乾電池は、何度も寿命を延ばしてしまうと液漏れなどを引き起こす危険性があります。しかし、「あと少しだけ使いたい」という時には、一度だけ、裏ワザを使って復活させることが可能なのです。
そのため、乾電池は一度バッテリー切れを起こして使えなくなったと思っても、まずは一度だけ、裏ワザで復活させられないかどうか試してみることをおすすめします。
もう少しだけ…乾電池を復活させる「裏ワザ」2選
では、乾電池はどのような裏ワザで復活させることができるのでしょうか。一時凌ぎの方法ですが、ここでは乾電池を復活させる2つの裏ワザを紹介します。
1.手で握って温める
乾電池は化学反応を進めることで作用するよう活性化されます。そのため、一度バッテリー残量がなくなってしまったと思われた乾電池でも、人の手で温めることで化学反応を起こせば復活することがあるのです。
ただし、あくまで少しずつ温めることがポイントとなります。急激に温めてしまうと爆発や発火、液漏れなどの危険性があるので、暖房機器やドライヤーの熱などでは温めないようにしましょう。
2.布で端子(+、−部分)を擦る
乾電池を一時的に復活させる方法として、端子(+、−の部分)を布で擦るという方法も効果的です。
乾電池は使用する過程で端子部分が酸化してしまったり、汚れたりすることで上手く作用しなくなることがあります。すると、実際はバッテリーが残っているのにバッテリー切れのような状態になり、使えなくなってしまうのです。
この原因を取り除くために、柔らかい布などで端子部分を優しく擦り、汚れなどの拭き取ることで、再び復活させることができます。
アルカリ電池の残量を確かめる裏ワザも!
乾電池を復活させる方法ではありませんが、アルカリ電池の場合は残量を確かめる裏ワザも存在します。方法は、マイナス極を下にした状態で3cmほど上から落とすという方法です。
残量がないアルカリ電池はしっかり立つことができませんが、新品な電池やバッテリー残量が残っている電池は、重みで落とした場所にしっかり縦に立ちやすいです。
1つの目安となる方法なので、アルカリ電池が切れてしまった場合は、一度この方法でバッテリー残量を確かめてみることをおすすめします。
乾電池を長持ちさせる最適な保管場所は?
乾電池を少しでも長く使うためには、保管場所にも気をつけなければいけません。乾電池の最適な保管場所は、以下の2つのポイントを押さえている場所です。
- 温度と湿度が低い場所
- 直射日光の当たらない場所
温度や湿度が低く、日光の当たらない場所であれば、乾電池が自己放電してしまう恐れがないため、パッケージから取り出した時に新品同様の残量で使い始めることができます。
使い終わった乾電池は正しく処分!正しい捨て方は?
使い終わった乾電池は、最後まで正しい方法で処分してください。乾電池は電流を流す製品なので、誤った捨て方をすると発火や放電といった危険な事故を招きかねないからです。
乾電池の正しい処分方法は以下の通りです。
- 乾電池の両方の端子にセロハンテープを貼り絶縁状態にする
- 自治体の指示に従い指定の日にゴミ出し、あるいはリサイクルボックスに出す
乾電池の捨て方は、お住まいの自治体によって大きく異なります。地域によっては、家電量販店などにリサイクルボックスを設置しているところもあるので、きちんと絶縁してから入れるようにしましょう。
乾電池は一時的に復活可能!ただし液漏れには要注意
乾電池は一時的に裏ワザを使うことで復活させることが可能です。ただし、何度も復活させていると、乾電池に大きな負荷がかかってしまい、液漏れなどの事故につながる危険性があります。裏ワザは一度だけ試すようにしましょう。