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美味しいはずのさつまいも、不味くしてるかも
秋に旬を向かえる、さつまいも。ほくほくして甘いので、大人から子どもまで大人気の食材です。旬ものだから美味しいものが多いハズなのに、調理してみると思っていたような美味しさが実感できないとなると、がっかりしますよね。
どうしてさつまいもが不味くなってしまうのか、NG行為をまとめました。
さつまいもが不味くなってしまう「NG行為」3つ!
さつまいもが不味くなってしまう行動は、以下のものが挙げられます。
1.電子レンジによる加熱
さつまいもは、60~70℃前後の温度で時間をかけて加熱することで、甘さが増していく食材。これは、さつまいもの中に含まれている成分が、ゆっくり加熱することで変化するためです。
電子レンジで加熱してしまうと、以下のことが起きてさつまいもが不味く仕上がってしまいます。
- 水分不足になり、ぱさぱさになる
- 高温で加熱するため、成分が変化しにくく、甘みが足りない仕上がりになる
電子レンジで加熱するのは非常に手軽ですが、甘くておいしい状態に仕上げるためには、調理方法を工夫しなければなりません。
2.生のまま冷凍保存した
さつまいもは根菜なので、冷凍に不向きな食材です。生のまま冷凍してしまうと、解凍するときにさつまいもの中の水分が抜けてしまい、出来上がったときには水分不足でスポンジのような食感に仕上がってしまいます。
加熱して冷凍すれば、スポンジのような食感にはなりにくくなりますが、できるだけ冷凍はせず食べきるのがおすすめです。
3.追熟する前に調理する
さつまいもの食べ時は、皮に黒っぽい蜜が出てる状態がベスト!そうなる前の、いわゆる普通のさつまいもの状態に食べてしまうと、甘みが少なく思ったよりも美味しさに欠ける状態である可能性が高いです。
さつまいもをよりおいしく食べるのであれば、常温で追熟させてから食べましょう。
さつまいもを美味しく食べるコツ
さつまいもを美味しく食べるコツは、以下のものが挙げられます。
- 蒸し器で、40分ほどかけて蒸す
- さつまいもに濡れた新聞紙かキッチンペーパーを巻いて、両端は包まずラップを全体にまく。15分ほど100℃以下の温度で加熱し、キッチンペーパーとラップをはぎ取ってオーブントースターやグリルモードなどで20分ほど焼く
- オーブンレンジを200~220℃の温度で設定し、40分ほど加熱する
- 専用の焼き芋メーカーを使用する
さつまいもを美味しく食べるためには、さつまいもから水分を奪わず、甘みを引き出すために時間をかけて調理することがキーポイントです。さつまいもから蜜が出るまで熟成させて、時間があるときにじっくり調理しましょう。
まとめ
成熟していないさつまいもを購入しても、追熟させて正しい調理方法を実施すれば、さつまいもは美味しく調理できます。NGな保存方法などもチェックし、旬で美味しいさつまいもを楽しみましょう。