家族が自宅で亡くなっていたらどうすればいいの?絶対ダメな行動とすべき行動

家族が亡くなっていた時にすべきことは?

近年、核家族世帯が減り、共働き世帯が増えたことで、家族が同居していても家庭内孤独死が起こるケースが増えています。もしも帰宅して家族が亡くなっていた場合、どのように対応するべきなのでしょうか。今回は、家族が自宅で亡くなっていた時に絶対ダメな行動とすべき行動を解説します。

家族と同居していても家庭内孤独死が起きるケースがある

リビングルームの家族

昔は核家族世帯と呼ばれる世帯が多かった日本ですが、昨今は核家族世帯が減り、それぞれの家族ごとに家を持つご家庭が増えています。また、女性の社会進出が目覚ましくなったことで、両親が共働きしている世帯も増えています。

このような理由から、家族と同居していても家庭内孤独死が起きるケースが増えており、帰宅したら家族が倒れて亡くなっていたという事例も多く報告されています。

ご高齢の家族がいる方は、少し外出していた間に亡くなっていたというケースが多く、家族が自宅で亡くなっていた時に、冷静な判断ができずに困ってしまったという声も多いです。

家族が自宅で亡くなっていた時の絶対ダメな行動

もしも家族が自宅で亡くなっている現場に遭遇したら、つい焦って行動しがちです。しかし、慌ててとった行動が、実は家族が自宅で亡くなっていた際にやってはいけないダメな行動に該当することもあります。ここでは、家族が自宅で亡くなっていた時の絶対ダメな行動を紹介します。

1.亡くなった状態から遺体を移動させる

家族が亡くなっているのを発見した場所によっては、家族への優しさから「こんな場所に寝かせていてはかわいそうだ」と遺体を移動させてしまう人がいます。

しかし、家族が自宅で亡くなった場合、通常警察が呼ばれ、故人の生前の健康状態や亡くなっていた時の状況、さらに監察医や検察官が呼ばれて検視を行うことで、事件性がないかどうか判断されます。

そのため、勝手に亡くなったご家族を別の場所に移動させてしまうと、変に疑われてしまったり、正しく検視できなくなったりする恐れがあります。かわいそうに感じても、そのままの状態を維持し、かかりつけ医師や警察に連絡しましょう。

2.亡くなった状態から仰向けにするなど体を動かす

家族が亡くなっているのを発見した際、うっかり「どうしたの!?」と触れてしまったり体を動かして確かめようとしたりする人は多いでしょう。しかし、こうした行動も、後々警察によって事情聴取された際、疑惑が残ったり正しく検視できなくなる原因となったりします。

うつ伏せであれば、かわいそうと仰向けにしてあげたくなる人も多いでしょうが、そこはグッと堪え、正しい手順を踏み冷静に対応しましょう。

3.明らかに亡くなっているのに救急車を呼ぶ

家族が自宅で倒れているのを発見した際、明らかに亡くなっていることがわかるのに救急車を呼ぶ行為は、なるべく避けてください。

もしも亡くなっている場合、救急車がやってきても救急隊員ができることはありません。その後、警察への連絡をサポートしてくれることはありますが、他にも緊急で救急車を必要としている方もいるため、控えるべきでしょう。

もしも自身で判断が難しい場合は、かかりつけ医師に直接連絡しましょう。すぐにご自宅へやってきて状態を確認してくれます。

家族が自宅で亡くなっていたらどのように行動するべき?

スマホを見る女性の手元

家族が自宅で亡くなっている姿を発見した場合、まずは以下の行動をとってください。

  • かかりつけ医師や病院に連絡する
  • かかりつけの病院がない場合は警察に連絡する

かかりつけ医師や病院がある場合は、そちらに電話を入れましょう。連絡が入ると、今まで診察や治療をしてくださっていたかかりつけ医がやってきて、死亡確認をした後、死亡診断書を渡されます。

もしもかかりつけ医やかかりつけの病院がない場合は、警察に連絡します。監察医や検察医がやってきて死亡を確認すると共に、こちらは警察による事情聴取などが簡単に行われた後、事件性がないと判断されれば死体検案書が発行されます。

死亡診断書も死体検案書も同一の意味を持つ書類ですが、これらは死亡届を提出するときに必要となるため、必ず受け取り保管しましょう。

その後は葬儀の手続きや死亡手続きを行う

死亡確認をしてもらった後は、まず葬儀を執り行うために葬儀社に連絡します。菩提寺がある場合は、菩提寺の僧侶へ連絡をすることも忘れずに。菩提寺がない場合は、葬儀社が紹介してくれるケースが多いです。

また、死亡診断書を受け取ってから7日以内に死亡届を提出する必要があります。通常、葬儀の日程が決まり次第、役所などに行き提出する方が多いです。この際、同時に火葬・埋葬許可の申請を行い、火葬許可証を受け取ってください。

この仮想許可証がなければ遺体を火葬することができないため、葬儀の準備中、葬儀社からも手続に関する流れの説明を受けることになるでしょう。

家族が自宅で亡くなっていたら冷静に対応して

家族が自宅で亡くなっていたら、多くの人が慌ててしまい冷静さを失ってしまうことと思います。しかし、焦って触れたり動かしたりすることは禁物です。まずは落ち着いてかかりつけ医や警察に連絡をし、その後指示に従って動きましょう。

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