なぜ子どものいじめは起こるの?4つの原因と起こさないためにできること

いじめは、大人だけのものではありません。子ども同士のいじめは、善悪の判別ができていない部分があるので、時として大人よりも残酷なことをしてしまうことがあります。子どもはどうしていじめに走ってしまうのか、主な原因をまとめました。子どもがいじめに走らないために知っておきたいことも紹介しています。

子どものいじめは大人よりも残酷

学校

子どもは、大人ほど人生経験を積んでいないので、善悪の区別がついていない部分があります。そのため、ときに大人よりも残酷ないじめをしてしまうことがあり、被害生徒の心には一生消えない傷が残ることも少なくありません。

加害生徒と被害生徒、双方に消えない心の傷やしこりを残してしまわないためにも、子どもがいじめに走る原因を知っておくことが重要です。

子どものいじめが起こる4つの原因

登校した女子学生

子どものいじめが起こる原因は、以下のものが挙げられます。

1.ストレスが多い環境で生活している

常に子ども自身が強いストレスにさらされていると、そのイライラを発散するためにいじめに走ることがあります。

  • 塾や習い事が毎日夜まで詰まっている
  • クラスになじめず、心が安定しにくい
  • クラス担任と折り合いがつかず、イライラが募っている
  • 家族の仲が悪く、家の雰囲気が悪いなど

子どもは、大人ほど言葉巧みに自分の気持ちを周囲に伝えることができません。そのため、ストレスを発散させようと、自分よりも弱い相手にそれをぶつけてしまうのです。

2.協調性に欠ける言動や行動が目立つ

みんなと一緒に行動しなければならない場面は、社会人よりも学生時代の方が圧倒的に多いものです。

  • みんなと一緒の行動がとれない
  • 協力しなければならない場面で、和を乱す
  • 相手が傷つくことを、悪気なくいって謝らない
  • 場の空気に合わない言動や行動ばかりとる

空気が読めないのと、空気を読まないのでは、まったく意味が異なります。その場の空気にそぐさない行動が目立つ子には、特別配慮してその子の行動や言動の意味を読み解きましょう。

3.意見が合わない人を、仲間外れにしたがる

大人でも見られる質の悪い陰湿ないじめは、子どもの間でも見られます。

  • 自分と意見が合わない人を阻害し、グループから仲間外れにする
  • 仲間外れにした相手に対して、根も葉もないうわさを流す
  • 仲間外れにした相手の人権を侵害する行動を、集団で行ってしまう

上記のようないじめは、女の子同士に見られやすい傾向です。

4.ちょっとからかっただけ、冗談がエスカレートしていく

ちょっとした冗談や冷やかしが、徐々にエスカレートしていじめに発展することは少なくありません。この場合1人対クラスの多くの人になってしまうことがあるので、いじめられている人の逃げ場がなくなってしまうケースがあります。

いじめをしている加害生徒も、いじめている自覚を持っていない可能性があります。

子どもがいじめを起こさないためにできること

傷ついたハート

子どもがいじめを起こさないためには、以下のことを試してみてください。

  • 子どもの中に不満を溜めないよう、周囲の大人がこまめに声掛けを行う
  • 子どもとの信頼関係を構築し、なんでも話しやすい環境を整えておく
  • 気になる子には声をかけ、SOSを発信しやすくしておく
  • 冗談やいじりに対しての線引きを明確にし、度が過ぎた場合は大人が介入してなにがいけなかったのかを話し合う

頭ごなしに子どもにかかわってしまうと、子どもの本心を引き出すのが難しくなります。対等に近い関係を築き、信頼関係を持ち、いろいろな面に関して子どもが声を上げやすい環境を整えてあげることが重要です。

まとめ

子どものいじめは、悪いことをしているという自覚がないまま進んでしまうことがあります。周囲の大人が細かに目を配り、身近な子どもがいじめの加害者や被害者にならないよう配慮してあげましょう。

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