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「新型コロナ “第7波入り”発言」感染確認 東京で倍増 全国も
7月7日、新型コロナウイルスの新規感染者数の発表は、東京都で8529人と前の週の2.4倍に。全国でも4万7977人と、こちらも前の週の2倍を超えた。東京都は都内の感染状況と医療提供体制について専門家が分析・評価するモニタリング会議を開き、このままのペースで増えた場合、7月20日時点では1万5000人余りに、さらに8月3日時点では5万4000人余りになるとして「急激な感染拡大に直面している」と指摘。
会議のあと、東京都の小池知事は記者団に対し「感染は急速に拡大していて、第7波に入ったとも考えられる。強い警戒感を持って、改めて感染防止対策の徹底をお願いしたい」と述べた。
新型コロナ”第7波入り”、感染拡大した理由について、今もっとも感染が拡大している「東京都」にお住まいの主婦に聞いてみました。
「マスクしない人が増えた」「行動制限がなくなったから」
急激に感染者が急増した理由について、行動制限が緩和され外出する人が増えたこと、暑さでマスクをしない人が増えたことが拡大につながったとの声が多く寄せられました。
【主婦の声】
30代・専業主婦(東京都)
「外出、外食をする事に抵抗が無くなってきたから」
40代・自営業(東京都)
「レジャーや飲食などこれまで制限されていたものが徐々に解除されていった結果だと思う」
30代・自営業(東京都)
「マスクをしない人と海外旅行者が増えたから」
50代・会社員(契約・派遣社員)
「暑くなって、マスクを外す人が多くなったから」
行動制限の緩和やマスクだけでなく、気の緩みやウイルスの変異が原因なのでは?との声も。
「慣れてしまい気が緩んできた」「ウイルスの変異」
新型コロナウイルスに対して慣れて気が緩んでいることや、ウイルスの変異が原因では?と心配の声も多く寄せられました。
【主婦の声】
30代・専業主婦(東京都)
「行動制限が緩くなったのもあるだろうけど、人々の対策意識が緩んできたという要因の方が大きいと思う」
40代・パート・アルバイト(東京都)
「マスクを外し始める人数が増えてきたのと、コロナに慣れてしまい少し全体的に気の緩みが出てると思う」
50代・会社員(正社員)
「ウィルスの変異」
その他には、エアコンの使用による換気不足も原因なのでは?との声も聞こえてきました。
まとめ
新型コロナウイルスの新規感染者数が、全都道府県で増加傾向にある。政府はワクチンの4回目接種対象を広げるなどの対策を決定。一方で岸田文雄首相は、14日の記者会見で、新たな行動制限や水際対策の強化は考えていないと話した。
コロナに慣れてしまっている状況に加え、夏休みを目前に感染拡大速度を緩やかにすることが難しいのは、想像に難くない。
感染を免れるためには、気を引き締めて自分の身は自分で守るしかないのかもしれない。