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離婚する原因とは
近年では、離婚は珍しいものではありません。どのような原因で、離婚する人が多いのでしょうか。
- 性格の不一致
- 金銭問題…夫婦どちらかの浪費、就労せず家族を養わないなど
- DV…身体的、精神的な面が主
- 異性問題…不倫など
上記のほかにも、夫婦の数だけ離婚の原因はあります。
『離婚間近の夫婦』の共通点6つ
離婚間近な夫婦には、以下のような共通点がみられやすいです。
1.食事を別々に摂る
仕事の都合などもあるかもしれませんが、休日や時間の都合が合う日も別々に食事を摂るのは危険信号です。
- コミュニケーション不足になりやすい
- 家事や料理をする相手に対する感謝の気持ちを、伝える機会を失う
- 家族の絆が薄まりやすい
- ストレスを抱え込みやすくなる
夫婦にとってコミュニケーションが不足してしまうのは、よくないことといえます。
2.口を開けば喧嘩or口を利かない
相手との関係が悪化すると、下記のような状態になりやすくなります。
- 関係が冷え切っているため、相手にやさしい言葉をかけられない
- 話す内容がなく、業務連絡さえない
- 業務連絡も無視してしまう
- 本当に話さなければならないことが話せない
こうなってしまうと、二人きりでの話し合いが難しくなってしまうかもしれません。
3.自分と相手の関係が対等ではない
結婚する相手とは、いついかなるときも対等であることが理想です。
- 相手が威圧的な態度で、理不尽なことをする
- 相手の言いなりになり、自分のやりたいことが全くできない
- 暴力や暴言で、相手の行動や思考を支配している
- 自分の思い通りにならないと、相手の暴力を振るう
不平等かつ、相手がそれを外部に言えないような環境を作ってしまうような関係性は、関係の修復が難しいかもしれません。
4.伴侶が帰宅しない
帰宅しない伴侶はもちろん問題がありますが、帰宅したくない環境を作ってしまうのもよくありません。
- 家庭内の居心地が悪いため、帰宅をためらう
- 男女の関係を頻繁に迫られ、苦痛で帰宅しない
- 家族から無視されているため、居場所がない
- 伴侶の親が完全同居もしくは敷地内同居などで、干渉が酷く帰宅したくない
伴侶が帰宅しない場合は、その原因が自分にないかを一度考えてみてください。
5.生活の負担がどちらかだけに大きくのしかかっている
家事、育児、仕事など、いろいろなことが日々の生活の中で起きます。それを支えあいながらこなしていくのが、本来あるべき夫婦の姿です。
- 仕事を言い訳にして育児放棄
- 付き合いのために家族を放置し、伴侶に子どもと家のことすべてを押し付ける
- 仕事と育児で手一杯の伴侶を見ても、家事に取り組む様子がない
- 都合がいいときだけ家事や育児をして、自分は協力的だと錯覚する
上記のように、夫婦どちらか片方に大きな負担がかかり続けると、楽をしている方はいつか見捨てられてしまうかもしれません。
6.嫌なこと、悪いことはすべて開いてのせい
自分の身に降りかかった不快な出来事を、あたかも伴侶に原因があるかのような考え方をしてしまうのはNG。
- 相手が正論を言って言い返せない腹いせに、自分の行動を相手のせいにして濡れ衣を着せる
- 伴侶にはまったく関係ないことで気分を害したとしても、無理やり生活の一部を切り取って相手の性にする…仕事で失敗したのは、家庭でサポートしてくれない相手のせいなど
自分の失敗は自分で責任を取るのが、年齢を重ねた大人のあるべき姿です。
離婚を回避するためにできること
離婚を回避する方法は、以下のものが挙げられます。
- コミュニケーションを取る…挨拶から始めてみる・夫婦水入らずで食事に出かけるなど
- 話し合いの機会を持つ…今までの行いや言動についてのこと・お互いの本心・子どものこと・今後どうしたいのかなど
- 相手に関心を持ち、共通の趣味を作る…一緒にいる時間を増やして、関係の修復を図る・趣味を通して伴侶の新たな一面に触れられるなど
- 伴侶を信頼する…干渉しすぎない・相手に自由な時間を持たせてあげるなど
関係の修復は、時間がかかることが大半です。お互いが相手との仲を深め、愛情を育みたいと感じているかが、関係修復のポイントといえます。
まとめ
離婚を回避するのには、双方の気持ちが同じ方向を向いているということが大前提になります。今の状況を客観的に分析し、今後どうあるべきかを考えましょう。