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急な停電!でも焦りは禁物!
昨今の日本の気象は、予想をはるかに上回る被害を出しています。災害が起きにくい地域だとしても、停電対策は行っておくべきです。
いざというときに慌てないよう、停電が起きたときにすべきではない行動を把握しておきましょう。停電時必要になる可能性があるものも紹介しているので、台風シーズンを迎える前にチェックしておくと安心です。
停電時の『絶対NG行為』6つ!
停電のときに行うべきではない行動は、ついやってしまいがちなものも含まれています。
1.慌てて歩き回る
停電して驚き、パニックになって歩き回るのは危険です。
- 視界不良のさなか歩くと、ケガをする恐れがある
- 歩き回ることで、周囲の人と衝突してケガをさせてしまうかも
自分だけでなく、周囲の人にも迷惑をかける恐れがあります。
2.無理やり避難しようとする
停電しているとき、特に夜間の強行避難は非常に危険な行為です。
- 夜間、明かりがないときに避難する…道路になにが落ちていかわからない
- 避難中に二次災害に巻き込まれる可能性がある
家が停電しているということは、街灯も消えている可能性が高いです。電線がちぎれていないという保証はないので、無理やり避難するのは適切ではありません。
3.情報を集めようとして、スマホを長時間操作する
停電するとテレビが使えないため、情報を収集しにくくなります。だからといって、ずっとスマホを操作して情報を集めるのはNG。
- スマホの充電が減りやすくなる…情報収集が全くできない状態になりかねない
- 充電が無くなると過放電になり、スマホの劣化につながる
いざというときのために、バッテリーは温存しておきましょう。
4.停電時に必要な備品を買いに行く
停電したあと、生活に必要な備品を購入しに行くのは危険です。
- 信号が消えている可能性が高いので、非常に危険
- すでにお店に人が殺到している可能性がある
- 品切れで無駄足に終わるかも
- お店も停電しているため、電子決済などができない可能性がある
停電して準備を始めるのではなく、停電する前に基本的な対策は取っておくのが理想です。
5.電源プラグを刺しっぱなしにする・ブレイカーを入れっぱなしにする
電源プラグやブレイカーは、停電したらいったんオフの状態にしておきましょう。
- 電気が復旧したとき、家電に大きな電圧がかかって壊れてしまう…テレビや充電器、PCなど
- 家電が破損してしている場合は、火事につながる可能性がある
ブレイカーを入れっぱなしにすると、電気が復旧したときに漏電などの不具合があった場合火災が起きる可能性があります。
6.電線に触れる
台風や地震に伴う停電で、家の外に出た際、近くの電線が切れて地面に落ちていることがあります。電線はあまり触れる機会がなく、鳥がいつも留まっているので触ってみたいと思うかもしれません。しかし、切れている電線に触れたら、感電してしまう可能性が高いので触れるのはNG。
電力会社に電話して、対処してもらうのが無難です。
停電時にやるべきことと備えておくべきアイテム
停電したらまずやるべきことは、いたってシンプルです。
- 家族や周囲の人の安否確認
- 周辺状況の把握
- 二次災害発生の確認
- 身の安全を確保など
停電した瞬間はパニックになりがちですが、まずは冷静に対処することが重要です。
次に、備えておくべきアイテムをチェックしてみましょう。
- 食料と水…3日分あれば安心
- 食器とラップ…食器にラップをかけて使えば、洗わずに済む
- 着替えと衛生用品
- 非常用トイレ
- ラジオ
- 持病がある場合は薬
- 防寒、暑さ対策グッズ
- モバイルバッテリー
- 現金
備えあれば憂いなし!自分が必要と思うものは、事前にそろえておきましょう。
まとめ
停電したときは、まず冷静さを取り戻して周囲の人の安否確認をしてください。ある程度落ち着いたら、火事を起こしそうなものを見つけて対策をし、身の安全を確保して復旧を待ちましょう。