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家電は絶対安全なものというわけではない!
日常生活に欠かせない、家電製品。毎日使っているものだから、安全なものなのだろうと思い込んでいませんか?実は、家電製品は絶対に安全なものではありません。使い方を間違えてしまうと、発火して大惨事を招く可能性があります。
今回は、火事を起こしてしまうかもしれない家電についてご紹介します。管理方法によっては、すでに危険な状態のものがあるかもしれません。
火事が起こる可能性がある『家電』3選
火事を起こす可能性がある家電製品は、想像以上にたくさんあります。
1.調理家電
家電製品が集中している台所。便利な家電がそろっていますが、使い方には十分注意しましょう。
- 電子レンジ…温めている食品が破裂し、庫内に張り付いて発火など
- IHクッキングヒーター…揚げ物中放置する・漏電で火事を引き起こす
- 冷蔵庫…電源プラグにほこりが溜まり、発火
レンジ内で食品が破裂したり汁が垂れてしまった場合は、その都度丁寧に拭き取るのが火事を防ぐ一番の方法です。トースターの中に可燃性のものを入れないなど、基本的な対策を日々繰り返すことで火事を防ぎやすくなります。
2.季節家電
季節家電は、使用するとき火事に注意する人が多いのではないでしょうか?しかし、冬物の季節家電だけ使用時に注意しておけばよい、というわけではありません。
- エアコン・扇風機・サーキュレーター…電源プラグ周辺のほこりを放置
- 電気カーペット・こたつ・電気毛布…電源を入れたまま長時間放置
- 電気ストーブ…ストーブ稼働中、目の前に燃えるものを放置する
一番注意して使用したいのは、電気ストーブです。少しの油断で、あっという間に発火してしまいます。夏物家電を使用するときは、電源プラグ周辺のほこりなどの汚れに十分注意しましょう。
3.通信家電
通信家電は、生活の中でも一番依存度の高い家電といえる人が多いものかもしれません。
- スマホ…充電しながらの使用・濡れたまま使用など
- 長期間放置された携帯電話…いきなり充電すると、過放電などの影響で爆発する恐れがある
発火する可能性は、あまり高くありません。しかし、絶対に発火しないわけではないので、普段の使い方には十分注意してくださいね。
火事を起こさないために必ずすべきお手入れや工夫
家電製品を使用して火事にならないためにも、以下のような点に注意しましょう。
- コードに傷を入れない
- 長時間の継続使用はしない
- 使っていないときは、必ず電源をオフにする
- 電源プラグ周辺のほこりは、できるだけこまめに取り払う
- 汚れはこまめに拭き取る
- オール電化であっても、使用中の家電を放置しない
- 使わない携帯電話は、スマホショップで引き取ってもらう
思い出にとっておいた携帯電話やスマホを久しぶりに起動させるために充電を開始するのは、非常に危険な行動です。そのまま充電せず保管しておくか、不要な場合はスマホショップで処分してもらいましょう。
まとめ
家電製品は、正しい使用方法を厳守することが重要です。毎日使うものだからこそ、気が緩みがちになるため、要所で気を引き締めてメンテナンスや使い方の見直しを行いましょう。