事故が起こった『危険なベランダ』4選 実際の事例とやるべき対策

ベランダで遊ぶ子供

子どもは3〜4歳頃が最も事故の多い年頃と言われています。特に、家のベランダからの転落事故は多く報告されているため、ご家庭でも気をつける必要があるでしょう。今回は、実際に事件が起こった危険なベランダの特徴をご紹介します。心当たりのある方は改善しましょう。

子どもによるベランダからの事故は多く報告されている

ベランダで母親に抱っこされた子供

毎年、子供がベランダから転落する事故が多く報告されていることをご存知でしょうか。少しずつ歩き始める1歳頃から、活発に行動するようになる5歳頃までの小さなお子様によるベランダ事故が多発しています。

特に、さまざまな動きができるようになり、好奇心も芽生え始め、まだ危険な遊びを区別することができない3〜4歳頃のお子様の事故が飛び抜けて多く報告されているため、注意が必要です。

実際にあった!事故が起こった『危険なベランダ』4選

では、実際にどのようなベランダ事故が報告されているのでしょうか。ここでは実際に事件が起こった危険なベランダの特徴を事例と共に紹介します。ご自宅のベランダに当てはまる特徴が見られる方は、すぐに改善しましょう。

1.手すり付近に台の代わりになる物が置いてある

ベランダの手すりは、子どもから見て高い位置にあります。しかし、手すり付近に台の代わりになるような棚やバケツなどが置いてあると、子どもはそれらを足場にして登ってしまいます。

実際、ベランダに置かれている段差のあるプランター置き場に登り、手すりに前向きに寄りかかったところ、そのままベランダから身を乗り出してしまい転落したケースも報告されています。

2階以上の高さから落下してしまうと、子どもの体格では落下時の衝撃が強く、死亡事故につながるケースも少なくありません。非常に危険なので、ベランダには台の代わりになりそうな物を置かないよう注意しましょう。

2.室外機からベランダの手すりが近い

ベランダに室外機が置かれているご家庭も多いでしょう。しかし、この室外機がベランダの手すり付近に設置されている場合、室外機に登って手すりへと移動してしまう子どもが多くいます。

実際に起きた事件として、親が目を離した隙に2歳児がベランダに出てしまい、転落してしまった事故がありました。その際、室外機の隣にスリッパが落ちていたことから、室外機に登り転落してしまったと見られています。

このように、多くのご家庭に当たり前のようにベランダに設置されている室外機でさえも、子どもにとって危険な状況を作り出してしまうのです。

3.手すりや網戸が劣化している

建築から年数が経っている家屋や集合住宅の場合、手すりやベランダにつながる網戸が劣化している可能性が指摘されています。

こちらは子どもだけでなく大人も例外ではありません。寄りかかった際の重みに耐えられず、手すり部分が破損してしまい、そのまま外へと落下してしまったケースも報告されています。

4.手すりが柵状になっている

ベランダの手すり部分に、プランターを壁掛けタイプで飾るため、ガーデニング用の柵を設置しているというご家庭も増えてきています。しかし、この柵が原因で落下事故を引き起こしてしまうケースも報告されているので注意が必要です。

実際に起こった事例として、保護者が夕食の準備をしていたところ、子どもが柵に足をかけてよじ登り、ベランダから落下してしまうという事故が報告されています。この事故により、子どもは全身打撲などの重傷を負ったと言います。

命が助かった場合でも、子どもの場合は体を強く打ち、重傷化してしまうケースが多いです。子どもが手すりに登ることができるような環境は、工夫して改善しましょう。

事件が起こらないために今すぐやるべき対策とは?

戸建てのベランダ

毎年、子どもによるベランダからの落下事故が後を絶ちません。事件が起こらないために、保護者はベランダから手すりによじ登れるような環境を改善する必要があります。

  • ベランダには物を置かない
  • ベランダの手すり部分にプランターを飾る柵などを設置しない
  • エアコンの室外機は手すりから60cm以上離して設置する
  • 勝手に窓を開けないよう上の方に補助錠を取り付ける
  • 手すりや窓に劣化している部分がないか定期点検を受ける

以上の対策をしっかり行うことで、子どもがベランダに勝手に出てしまい、手すりによじ登り落下するという事件を回避することができます。

特に、ベランダにつながる窓の鍵は、3〜4歳頃になると届いてしまう子どもが多くいます。そのため、もう1つ補助錠を取り付けることで、勝手に窓を開けられないように工夫することをお勧めします。

ベランダにひとりで出られないよう工夫することも大切

いかがでしたか。ベランダからの転落事故を防ぐためには、ベランダの手すりによじ登れないように対処することが重要です。しかし、まずはベランダにひとりで出られないよう工夫することで回避を試みましょう。やり過ぎなくらいが子どもを守るためにはちょうど良いでしょう。

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