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新型コロナの給付金。不正受給で複数名の逮捕者が出る事態に
新型コロナウイルス対策として支給された持続化給付金を、国税局の職員を含む複数名がだまし取ったとして逮捕されました。彼らは、仮想通過の同じ投資グループに所属しており、大学生などの名義約200名分を使って総額2億円という膨大なお金を不正受給していました。
手口は非常に巧妙かつ卑怯。逮捕されたメンバーの中には、「不正受給とは思っていなかった」という趣旨のことを供述している人もいます。主犯格となる人物がいるという報道もあり、今後の展開にも注目が集まっているニュースです。
その一方で、不正受給に関しては冷ややかな声が上がっています。政府の今までの対応は、不備が目立っていたということもあり、不正受給の金額に驚きの声が上がるだけでなく想定できたはずの犯罪という声も多々見受けられる事件です。
不正受給を行っていたのが、国民の税を扱う国税局の職員だったという点にも、多くの意見が上がっています。
主婦のコメント紹介!どんな声が多く上がったの?
怒り・憤りの声が多く寄せられた
「真面目に税金を払っているのが馬鹿らしい。地道にコツコツと生活をしているのが馬鹿らしい。 国税職員が集団で詐欺をしていたことには怒りの感情しかない。今まで誰も気が付かなったのか?」
コロナの持続化給付金の不正受給については、主婦の間では憤りの声が多く寄せられていました。国税局職員という立場にありながら、国民の税金を不正に受け取ったという事実は、どの年代の主婦であっても受け入れがたい事実です。
法を守るべき国税局職員の犯行に呆れる声も…
「予想されていた事だから驚かないが、公務員は論外。」
国税局の信用にかかわる問題であり、氷山の一角に過ぎないという意見も多数見受けられます。コロナで収入が減った世帯は非常に多く、生活が苦しくなっているにもかかわらず給付金がもらえないという世帯も少なくありません。厳しい時代を一生懸命生き抜いている人にとっては、不快感を抱くニュースといえます。
仕組みの甘さ・不正の構造を指摘する声も見受けられた
「給付金という制度の不備を最も知り尽くしているのが官僚というわかりやすい構造が露わになったということですよね。つまりこれまでも当たり前のように恩恵を受けていた人たちがたくさんいるんでしょうね。」
このように国が実施しているシステムの甘さや予想できた事態という声も見受けられました。再犯防止の観点から、体制の強化や不正に対する徹底追及を求める意見も上がっています。
氷山の一角というコメントから、システムの甘さが見えてきた
いかがだったしょうか?コロナ給付金の不正受給に関しては、憤りを感じるコメントと併せて、これらの犯罪は氷山の一角にすぎないという意見が寄せられていました。水面下では、私たちが納めた税金が不正に利用され、誰かが私腹を肥やしているとなると、聞き捨てならなですよね。
こういった犯罪が何度も起こらないためにも、国にはシステムの整備強化に取り組んでほしいものです。また、こういった犯罪が何度も続くと、国に対する不信感が強くなってしまいます。なくした信用を取り戻すためには、長い時間がかかります。
政府機関の職員や官僚などは、上記のような事件を何度も引き起こすと、お金に汚いというイメージを持たれやすい傾向。日ごろの行い、物事の善悪、誘惑に負けない基本的な良心などをしっかりと持ってほしいと切に願うばかりです。