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はちみつの賞味期限の目安
はちみつには、主に二つの種類があります。市販のはちみつとほかのものが混ざったものと、純度100%のものです。この二種類では、賞味期限が異なります。
- 市販のはちみつ…2~3年
- 純度100%のはちみつ…賞味期限なし
純度100%のはちみつは、酸性で糖度が高く、水分量が少ないので劣化しないとされているのです。そのほかにも、ミツバチが酵素を注入しているの腐ることはありません。
賞味期限切れの『はちみつ』食べても大丈夫?
賞味期限切れのはちみつは、食べても大丈夫なのでしょうか?食べても大丈夫なのか、チェックすべきポイントを把握しておきましょう。
純度をチェック!
市販のはちみつの場合、水あめなどが入っているのであれば賞味期限をチェック!大幅に過ぎている場合は、食べない方が無難かもしれません。
純度100%のものでも賞味期限を超えている場合は、風味などが落ちている可能性があります。なめてみて、風味が落ちたと感じる場合は、料理に砂糖代わりとして活用しましょう。
カビが生えていないかチェック!
黒カビが生えている場合は、食べない方が無難です。黒カビが発生する理由は、以下のものが考えられます。
- ふたが閉まっていなかった
- 汚れたスプーンや、口をつけたスプーンではちみつに触れた
- 保存環境が適切ではなかった
カビは、取り除いても根を深く張っている可能性があるので、食べない方がよいでしょう。
状態チェック!
はちみつを保存していた環境をチェックし、食べられそうかを見極めることも可能です。
- 開封しているか
- 保存環境は適切だったか…65℃を超える場所での保存はNG
開封しているもの、しっかりふたができていなかったものは、劣化しているかもしれません。
変色していても大丈夫?
以下の色になっているはちみつは、食べても問題ありません。
- 茶色…はちみつの種類によっては、色が濃いものがあるので食べられる
- 黒…タンニン鉄の影響で色が変わっており、風味は落ちているが食べられる
純正のはちみつであれば、正しい方法で保存しておけば劣化しないので、長く使用できますよ。
はちみつの正しい保存方法
はちみつの正しい保存方法は、以下のような手順で行うのがおすすめです。
- 清潔なガラス瓶を用意する…プラスチックだと、容器の臭いがはちみつに移ってしまう
- きれいなスプーンなどで、はちみつをガラス瓶に移す…雑菌やカビを発生させないよう配慮
- 常温で保存する…15℃以下の場所で保存すると、はちみつが結晶化してしまうため
常温といっても、直射日光が当たる高温の場所での保存はNG。できるだけ温度変化が少ない場所で保存し、いつでも美味しいはちみつが食べられるよう管理してくださいね。
まとめ
はちみつには種類があるため、自宅で保管しているものの成分表をチェックしてどれくらい保存できるかを確認しておきましょう。そのときに保存状態や管理温度の見直しも行ってしまうのがおすすめです。