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木製のまな板の種類
木製のまな板は、ほかの素材にはない切りやすさや扱いやすさが特徴です。少し重さがありますが、木製のまな板を愛用しているという人はたくさんいます。まずは、木製のまな板に使われている木の種類についてチェックしてみましょう。
- ヒノキ
- ヒバ
- イチョウ
- キリ
- ホオなど
素材によって、食材の切り心地などが異なる可能性があります。
木製のまな板にしてはいけない『絶対NG行為』5選
木製のまな板にやってしまうと、まな板の寿命を縮めてしまう可能性がある行為をまとめました。
1.濡らさずに使う
木以外の素材でできているまな板は、濡らすことなく使用し始めることが多いですよね。しかし、木製のまな板は使用前にサッと水洗いするのが鉄則です。
- 一度濡らすことで、水でまな板の表面をコーティングする
- 食材の臭いが、まな板に移りにくくなる
まな板を長く使用するためには、毎日のほんのひと手間が重要になります。
2.金たわしでこすり洗いする
木製のまな板を洗うとき、汚れを除去したいからといって金たわしでごしごしこすり洗いをするのはNG!
- まな板を傷める
- 劣化が進み、寿命を早く迎えてしまう
金たわしは非常に固いため、まな板にさらに深い傷をつけてしまう恐れがあります。
3.食洗器で洗う
まな板は、どんな素材であっても食洗器に対応しているわけではありません。木製のまな板は、食洗器に入れてしまうと素材が傷んでしまう可能性が高いです。
- 変形する
- ひび割れを起こす
食洗器内の環境は、木製のまな板には合わないため、大きな負担をかけてしまいます。
4.漂白剤をかける
木製のまな板に黒ずみができたからといって、ほかの素材のまな板に使用する漂白剤をかけてしまうのは絶対NG!
- 漂白剤の臭いが残る
- 変形する
黒ずみができてしまったときは、レモンでこすってみましょう。完全に落としきることは難しいですが、黒ずみが薄くなります。
5.温度変化が大きく、急激に乾燥する場所で保管する
直射日光に当てたり、屋外の風が強い場所で乾燥させるといった行為は、木製のまな板に行うべき行為ではありません。
- まな板が反り返る
- 変形する
- ひび割れる
木製のまな板は、適度に乾燥した温度変化が好きない場所で保管しましょう。
木製まな板の正しいメンテナンス方法
木製まな板の正しいメンテナンス方法は、以下の通りです。
- 使用後の木製まな板を水洗いする
- 木の目や傷に沿って、たわしなどでしっかりとこすり洗いする
- 洗剤のすすぎ残しがないよう、しっかりとすすぐ
- 洗ったあとのまな板は、表面だけでなく裏面や側面も乾いた布巾で拭く
- 風通しがよい場所で保管
メンテナンスのときに使うたわしは、亀の子たわしがおすすめです。負荷をかけすぎず、しっかりと余分な雑菌などを落として、長く木製まな板を使用しましょう。
まとめ
木製まな板は、ほかの素材のまな板にはない使い心地で、一度使用すると手放せなくなるという人もいます。正しいメンテナンス方法を身に着け、大切にまな板を使用しましょう。