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どんな場所でも同じネクタイを使うのはNG!
ネクタイといえば、男性がビジネスなどの公の場で活動するときに使用するイメージが強いアイテムです。ネクタイを締めること=かっちりしている、というイメージを持ちがちですが、普段使っているネクタイを、どんな場面でも使用するのはNG。
場面に応じた色柄のものを選び、ネクタイを汚さないような配慮をするのが大人のマナー!マナー違反をしてしまわないよう、注意しましょう。
ネクタイにおける『4つのタブー』
ネクタイにおけるタブーは、以下のものが挙げられます。
1.慶事や弔辞に柄付きネクタイをする
ネクタイは、TPOに合わせた色や柄のものを選ぶべきです。
- 慶事に真っ黒なネクタイをする
- 弔辞に真っ白なネクタイをする
- 慶事と弔辞、双方のそぐわないネクタイをつけて参列する…ペイズリー・チェック・小紋柄・ニット素材など
レジメンタルとドットは、慶事でも着用可能。しかし、おすすめはしない柄です。柄入りのものは、ビジネスの場面で活用しましょう。派手すぎず、場面に応じた色合いのものを選ぶのがポイントです。
2.上司の前でネクタイを緩める
食事会などであっても、基本的に上司の前でネクタイを緩めるのはNGです。会食の席であれば、きっちりとネクタイを締めておきましょう。
ドラマやアニメなどでは、食事をするときにネクタイを緩める描写が多く見受けられます。それを鵜呑みにしてしまうと、失礼な人と思われてしまうかも。
3.ネクタイの剣先が長すぎる・短すぎる
ネクタイの剣先が長すぎたり短すぎたりすると、全体的なバランスがとりづらくなり不格好なイメージを持たれやすい傾向。
- 短いネクタイ…カジュアルなイメージを持たれやすい
- 長いネクタイ…不格好なイメージを持たれやすい
自分の体格を考慮し、適切な長さのネクタイを選びましょう。
4.タイピンを使わない
ネクタイを着用するときは、絶対にタイピンをしなければならないというわけではありません。しかし、タイピンを使用すべき場面はあります。
- 食事の席
- 頭を下げる可能性があるとき
上記の場面でタイピンを使わないと、ネクタイが垂れ下がってしまい不格好になるかも。食事でネクタイを汚す可能性もあるので、必要に応じてタイピンを使用しましょう。
ネクタイの基本マナー
ネクタイをするときに基本的なマナーは、以下の通りです。
- 場面に応じやカラーを選ぶ…慶事では白、弔辞では黒を身に着けるなど
- 場面に応じた素材を選ぶ…ビジネスの場面でコットン素材のネクタイを選ばず、シルクのネクタイを選ぶ
- 商談のときは、派手すぎないものを選ぶ
- 食事をする場合は、事前にタイピンをしておく
初めてネクタイを購入するときは、どのようなものを選ぶべきか悩むものです。適当なものを購入するのではなく、専門スタッフに相談して適切なものを選んでもらうのもアリ!
まとめ
ネクタイは、着用しておけばよいというわけではありません。場面に応じた素材と色柄のものを選び、マナー違反をしてしまわないよう注意しましょう。