カレーにしてはいけない『NG保存方法』4選

カレーは、たくさん作って何日も食べたいと思うメニューのトップクラスに君臨しています。だからこそ、間違った保存方法を実施していると食中毒になる危険性あり!カレーは傷みやすい料理なので、正しい保存方法を身につけましょう。ついやってしまいがちな、NGな保存方法をチェックし、自分がやってしまっていないかを確認しましょう。

カレーの賞味期限の目安

カレーライス

カレーは2日目が美味しいという話はよく聞きますが、保存方法がよくないと2日目には腐敗している可能性があるほど、カレーは傷みやすい料理です。まずは、保存環境別の賞味期限の目安をチェックしてみましょう。

  • 常温…数時間
  • 冷蔵…約2~3日
  • 冷凍…約1か月

冬場の寒い時期であっても、冷蔵保存がおすすめです。

カレーにしてはいけない『NG保存方法』4選

断る女性

カレーにすべきではない、NGな保存方法は以下の通りです。

1.常温放置

常温放置は、オールシーズンすべきではない保存方法!カレーの中にはウェルシュ菌という細菌がいて、繁殖しやすいのは12~50℃内とされています。常温放置すると、カレーの中で菌が繁殖してしまうのです。

ウェルシュ菌が繁殖すると、食中毒になりやすく、腐敗する確率が上がります。

2.鍋ごと保存

カレーを作ったら、つい鍋ごと冷蔵庫に入れて保存してしまいますよね。しかし、これはNGな保存方法なのです。

  • ウェルシュ菌は、鍋の底を好んであつまり、繁殖するため
  • 鍋に入れたままだと、カレーが冷めにくく、冷ましている間に菌が繁殖する
  • 鍋内のカレー全体の温度が下がっていない状態で冷蔵庫に入れるのはNG

上記のような理由から、鍋ごとカラーを保存するのは危険!

3.口をつけた箸などをカレーに触れさせて保存する

一度口をつけた箸などには、口の中の細菌が付着しています。カレーの中に、口をつけた箸やスプーンをつけると、口内の菌がカレーに移って繁殖!食中毒になる危険度を高めてしまうのです。

4.はちみつ入りカレーを保存する

カレーに甘みを足したり、子どもに甘いカレーを作ってあげるときなど、はちみつを足すことがあると思います。はちみつを足したカレーは、保存には不向きです。

  • はちみつの中に含まれるボツリヌス菌は、ウェルシュ菌と同じ空気がない状態を好むので、繁殖しやすい
  • 1歳未満の子どもに、はちみつ入りカレーを食べさせるのは危険。保存してしまうと、はちみつを入れたことを忘れる恐れがある

小さな子どもの初めてのカレーに、はちみつを足してしまうのは非常に危険な行為。カレーにはちみつを入れたいのであれば、子どもの年齢に配慮し、1回で完食できる量を作りましょう。

カレーの正しい保存方法

考える女性

カレーの正しい保存方法は、冷蔵室と冷凍室で保存方法が異なります。

  • 冷蔵室で保存…粗熱をしっかり取り、1食分ずる小分けにしてジップロックに入れて保存
  • 冷凍室で保存…カレーが完全に冷めるまで待ち、根菜を抜いて1食ずつ小分けにして保存

冷蔵も冷凍も、保存袋に入れたあとは空気をしっかり抜いて保存場所に入れてくださいね。熱が残っているカレーを保存してしまうと、腐敗する可能性があります。小分けにしてしっかり熱を取り、菌が繁殖しないよう配慮して保存してください。

まとめ

カレーの保存方法は、間違って認識している人が多い傾向です。季節関係なくカレーは傷みやすい料理なので、正しい保存方法をしっかりと身につけましょう。

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