サボテンを置いてはいけない『NGな場所』3選!ダメな理由と正しい置き場所

3種類のサボテン

サボテンは、可愛らしい見た目からも観葉植物として人気の高い多肉植物の1つです。初心者でもポイントを押さえることで比較的簡単に育てられるため、雑貨屋などでも見かけます。今回は、そんなサボテンを育てる際の置き場所について解説します。

サボテンは乾燥した場所を好む多肉植物の1つ

カウンター台の上の小さなサボテン

皆さんはサボテンにどのような印象をお持ちですか。サボテンは、乾燥や日光を好む多肉植物の1つで、初心者でもポイントを押さえれば簡単に育てられることから人気の高い観葉植物としても知られています。

元々南北アメリカ大陸の砂漠地帯周辺に生息する植物のため、他の植物に比べて過酷な環境にも適応できる植物です。サボテンといえば、棘のイメージが強い人も多いですが、棘が鋭くない安全な種類も販売されているので、安心して育てることができます。

サボテンを置いてはいけない『NGな場所』3選

サボテンは比較的どのような場所にも順応しやすい植物です。しかし、暑い砂漠地帯原産ということもあり、育てる場所には少々注意が必要です。ここではサボテンを置いてはいけない場所を3ヶ所ご紹介します。

1.真夏の直射日光が当たる場所

サボテンは日光を栄養とするため、基本的には日当たりの良い場所に置いてあげるのが適しています。しかし、真夏の直射日光は、サボテンであってもダメージを受けることがあるため注意が必要です。

また、濡れた状態で直射日光に当たってしまうと、根本が高温多湿状態になってしまい、腐ってしまう恐れがあります。こうした事態を避けるために、日当たりが良く、直射日光を避けられる場所、あるいは直射日光を遮るような工夫を施しましょう。

2.冬場の冷気が当たる場所

暑い地域原産のサボテンにとって、寒さは大敵です。そのため、冬場の冷気が当たる窓辺や屋外は避けましょう。

また、冬場はサボテンの葉に霜がついてしまうこともあります。霜もサボテンを弱らせてしまう原因となるため、冬場は暖かい室内で日当たりの良い場所を探すことをおすすめします。

3.雨に濡れてしまう場所

サボテンは基本的に日当たりの良い屋外や窓辺で育てることが推奨されています。しかし、雨に濡れてしまうと、直射日光が当たったり冷気が当たったりして根が腐ってしまう恐れがあります。

そのため、雨に濡れてしまう場所を避けたり、雨が当たらないように軒下に置いておくなど工夫しましょう。天気を見て、雨が降りそうな日は室内に入れておくという方法もおすすめです。

サボテンはどこに置くべき?正しい置き場所を解説

沢山の鉢植えサボテン

先に紹介した場所は、サボテンの根が腐ってしまったり、弱まってしまったりと、サボテンの成長に悪影響を及ぼします。サボテンは、以下のポイントを押さえた場所に置くことで、伸び伸びと成長してくれますよ。

  • 日当たりの良い場所
  • 風通しの良い場所
  • 水やりをした後は直射日光に当たらないよう注意する

まずは日当たりが良く、風通しの良い場所を確保しましょう。その上で、直射日光の当たる時間帯は別の場所に移したり、サンシェードを取り付けることで、日当たりの良さを確保しながら直射日光が当たらないように対策することができます。

特に、水やりをした後は、直射日光や冷気に当たらないよう注意する必要があります。すでにお話しした通り、濡れた状態で直射日光や冷気に当たってしまうと、根っこが腐ってしまい、サボテンが枯れてしまう恐れがあるからです。

もちろん、雨に当たる場所も危険なので、雨に当たる場所は避け、なるべくサボテンにとって良い環境下で育ててあげましょう。

水やりは土がしっかり乾燥したタイミングで行う

サボテンは乾燥を好む植物ですが、適度な水やりは必要です。しかし、水やりをし過ぎてしまうと腐り枯れてしまう恐れがあるため、適したタイミングで行いましょう。

サボテンにとって適した水やりのタイミングは、土がしっかりと乾燥した時です。土が乾燥したタイミングを見計らい、受け皿に水が流れ出るくらいの量を水やりします。

環境によって水やりの適切な頻度は大きく変わるため、毎日サボテンの様子を確認しつつ、最適な水やりのタイミングを見極めましょう。

サボテンは正しい場所に置いてお世話しよう

いかがでしたか。サボテンは正しい場所に置いてお世話することで、それぞれ個性的で可愛らしい形に育ってくれます。「ユニークで個性的な形が魅力的」と人気の観葉植物なので、興味のある方はぜひサボテンを育ててみてはいかがでしょう。

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