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夏場の洗濯物はため込まずに毎日洗濯するべき!
皆さんは毎日洗濯物を洗っていますか。家族構成にもよるとは思いますが、多くのご家庭が毎日洗濯物を洗濯機に入れて洗っていると思います。
しかし、中には洗濯物を数日間カゴにためておき、一度にまとめて洗濯するというご家庭もあるでしょう。衣類によっては、数日に1回の洗濯で清潔さを保てるものも多いですが、多くの場合、洗濯物はため込まずに毎日洗濯するべきとされています。
特に夏場は、皮脂汚れや大量の汗が衣類に染み込んでいるため、お出かけ用の服だけでなく、部屋着もなるべく毎日洗濯することをおすすめします。
冬場は衣類によって2〜3日に1回でもOK
夏場は、汗や皮脂とゴレが付着しやすい上、湿度が高いこともあり、すべての洗濯物を毎日洗うべきです。
しかし、冬場は汗を描くことも少ない上、重ね着している人が多いです。また、空気が乾燥していることもあり、衣類によっては2〜3日に1回の洗濯でも十分清潔さを保てます。
セーターやガウン、ジャケット、ルームウェアやパジャマなどは、あまり汚れることもないため、2〜3日に1回の洗濯で問題ありません。セーターなどの毛玉ができやすい衣類や伸び縮みしやすい衣類は、洗いすぎるとむしろ生地を傷めてしまうので、注意が必要です。
洗濯物をため込んではいけない『絶対NGな理由』5選
洗濯物は、なるべくため込まず、毎日洗うことが推奨されています。ここでは洗濯物をため込んではいけないと言われているNGな理由を5つご紹介します。特に夏場は気をつけましょう。
1.カビが繁殖する
洗濯物を大量にため込んでしまうと、湿気や洗濯機の中の通気性の悪さが影響し、カビが発生しやすくなります。2〜3日であっても、洗濯機の中に洗濯物を入れっぱなしにしていると、カビの温床となってしまうことがあるので、注意が必要です。
もしも洗濯物を毎日洗わないという場合は、洗濯物を洗濯機の中に入れて保管するのではなく、通気性の良いカゴなどに入れておくことをおすすめします。
2.雑菌が繁殖して不潔な状態になる
洗濯物を洗わずため込むことで、湿気や互いの衣類に含まれている汗や皮脂汚れなどが原因となり、雑菌が繁殖してしまう恐れがあります。
雑菌が衣類で繁殖してしまうと、衣類自体が不清潔な状態になってしまいます。実は、洗濯物で繁殖してしまった雑菌は、洗濯しても落ちないことがあります。そのため、雑菌が繁殖しないよう、事前に対策をとることが大切なのです。
3.雑菌繁殖により生乾き臭が発生する
前述したように、洗濯物をため込んでいると、雑菌が繁殖してしまいます。雑菌繁殖により、洗濯物が不清潔になるだけでなく、生乾き臭が発生する原因にもなっていることをご存じでしょうか。
特に梅雨の時期や夏場は湿度が高いため、汗や皮脂汚れを含んだ洗濯物を放置することで、雑菌が大量に繁殖し、強い生乾き臭を発生する原因となります。
また、洗濯した後も湿度が高く、なかなか乾かない状態で放置していると、生乾き臭が発生する恐れがあるため、なるべく早く、しっかり乾かすことを心がけましょう。
4.汗や皮脂汚れなどが落ちにくくなる
洗濯物に付着した汗や皮脂汚れなどは、時間が経過すると共に落ちにくくなってしまいます。そのため、数日間、洗濯物をため込んだまま放置していると、洗濯してもしっかりと汚れを落とせていない可能性があるのです。
この状態を継続していると、雑菌繁殖により生乾き臭が発生したり、カビが発生したりする原因となります。衣類が早く傷んでしまうリスクにもつながるため、なるべく洗濯物はため込む時間を短く意識しましょう。
5.一度に大量洗濯すると干した時に乾かしにくくなる
洗濯物をため込めばため込むほど、一度に洗濯する量が多くなります。一度に大量に洗濯したほうが効率が良いと考える人もいますし、電気代を節約したいと考えている人は、こうした方法で節約を意識している人も多いでしょう。
しかし、一度に大量に洗濯してしまうと、洗濯物を干す際に、干す場所が足りずに困ってしまう恐れがあります。また、干せたとしても、洗濯物と洗濯物の間隔があまり空かず、しっかり乾かない原因となるのです。
すると、生乾き臭が発生する原因となったり、乾かす時間が長引いたりするため、別に洗濯物を干す場所を確保したり、サーキュレーターや扇風機を活用するなどの方法を考える必要が出てきます。
洗濯物は毎日洗うことで清潔さを保って
いかがでしたか。洗濯物は、必ずしも毎日洗わなければいけないということはありません。季節や衣類によっては、数日に1回でも問題ないでしょう。しかし、雑菌繁殖やカビ発生、生乾き臭などのリスクを考えると、やはり適切な頻度で洗濯するべきです。
したがって、これからやってくる梅雨や夏は、特に毎日洗濯することを推奨します。