エアコンを1時間使うと電気代はいくら?冷房・暖房・除湿のパターンで解説

リモコンでエアコンを操作している女性

冷房機能や暖房機能、除湿機能など、様々な機能やモードが搭載されているエアコンは、今や各家庭になくてはならない生活家電です。そんなエアコンには、どのくらい電気代がかかっているのかご存知でしょうか。今回は、様々なパターンでエアコンの電気代がいくらかかるのか解説します。

エアコンには冷房や暖房、除湿など様々な機能が搭載!

リモコンでエアコンを操作している

季節によって寒暖差の激しい日本では、今やエアコンは欠かせない生活家電の1つとなっています。

冷房や暖房と室温に合わせて温度調節できる機能はもちろん、湿度の高い日本で便利な除湿機能も、基本的な機能として標準完備されているエアコンが多いです。

機能性が高く便利な欠かせない生活家電であるエアコンですが、使用するにあたって気になる点は、やはり電気代ではないでしょうか。

特に在宅中は常にエアコンを使用するご家庭の多い夏場や冬場は、冷房や暖房機能によってどのくらい電気代がかかっているのか気になりますよね。

エアコンにかかる電気代を把握し、必要に応じて節約するためのポイントを生活に取り入れましょう。

エアコンにかかる電気代はどのくらい?様々なパターンを解説

エアコンのリモコンと貯金箱

では、実際にエアコンにかかる電気代はどのくらいなのでしょうか。エアコンで使用する機能によっても電気代は大きく異なるので、ここではパターン別に1時間使用した場合の電気代を見ていきましょう。

冷房機能を1時間使った場合の電気代

エアコンを1時間使用した場合の電気代を計算する際は、「定格消費電力×1kWhあたりの電気料金(平均27円)」で計算することができます。

定格消費電力は、エアコンによって異なります。ご自宅にあるエアコンの消費電力を知りたい場合は、カタログや説明書などを確認しましょう。

さて、一般的にエアコンの定格消費電力は、冷房機能を使用した場合、最小130W〜最大880W程度です。この消費電力量を式に当てはめて計算すると、エアコンの冷房機能を1時間使った場合の電気代は、約3.5円〜23.8円となります。

暖房機能を1時間使った場合の電気代

エアコンの暖房機能を1時間使った場合は、どのくらいの電気代がかかるのでしょうか。暖房機能を使用すると、一般的に定格消費電力は最小110W〜最大1,500W程度です。

冷房機能よりも暖房機能を使う時の方が、室温と設定温度の差が大きいご家庭が多いです。そのため、冷房機能よりも暖房機能の電気代の方が高くなる傾向にあります。

この消費電力量を先ほどの式に当てはめて計算すると、エアコンの暖房機能を1時間使った場合の電気代は、約3円〜40.5円となります。

除湿機能は電気代が高いの?それとも安いの?

最近のエアコンには除湿機能が搭載されていることが多く、洗濯物を部屋干しする際や湿度の高い時期に便利です。また、中には「猛暑ではないけれど、少し汗ばむ」という時期に、冷房の代わりに除湿機能を使っているという人もいるでしょう。

では、除湿機能を使うと、電気代は高くなるのでしょうか。それとも安くなるのでしょうか。実は除湿機能には「弱冷房除湿」と「再熱除湿」の2種類があります。

通常の除湿機能は「弱冷房除湿」と呼ばれる空気を冷やすことで除湿する仕組みです。対して「再熱除湿」は、部屋の温度を下げずに除湿できる機能です。

再熱除湿の場合は、一度除湿するために部屋の空気を冷やした後、再び空気を温め直すことで温度を下げずに除湿する仕組みになっています。そのため、弱冷房除湿よりも電気代が高いです。

ちなみに、弱冷房除湿の場合は、冷房機能より電気代が低い傾向にありますが、再熱除湿の場合は冷房機能よりも電気代が高くなる傾向にあります。その時期に適した機能を上手に使い分けましょう。

エアコンにかかる電気代を節約するために意識すべきポイント

エアコンは機能やモードによって電気代が変わります。また、より効率的にエアコンを使用することで、節約につなげることができますよ。

エアコンにかかる電気代を少しでも節約したいと考えている方は、以下の4つのポイントを意識して使いましょう。

  • 基本は「自動運転」モードで稼働させる
  • 温度設定を極端に上げたり下げたりしない
  • 扇風機やサーキュレーターを併用する
  • エアコンのフィルターや室外機を定期的に掃除する

「自動運転」モードは室温を感知し、室温が設定温度に近くまでは強風運転し、設定温度に近くと微風運転や場合によっては自動で運転が一時的に停止する機能です。

そのため、最も効率よくエアコンを活用できるモードなので、余計な電気代をかけずに抑えることができます。

また、エアコンの電気代は室温と設定温度の差が大きいほど高くなる傾向にあります。そのため、温度設定を極端に上げたり下げたりしないようにしましょう。基本は冷房機能の場合は27〜28℃、暖房機能は20℃設定が推奨されています。

他にも運転効率を上げるため、定期的にエアコンのフィルターを掃除したり、扇風機やサーキュレーターを活用し、部屋に空気が行き渡るよう工夫することで節約につなげることができます。

送風機能をうまく活用して電気代を抑えよう

エアコンに備わっている「送風機能」を使ったことがないという方も多いでしょう。

送風機能とは、名前の通り風を室内に送り込む機能です。冷房機能や除湿機能よりも圧倒的に電気代が安く、扇風機のような仕組みをしているため、「湿気で少しだけ蒸してきた」「冷房や除湿機能を使うほどではないけれど、少し蒸し暑い」という時期に最適です。

時期によっては、送風機能をうまく使い分けることで、よりエアコンの電気代を抑えることができます。今まで一度も使ったことがないという方は、ぜひ適した時期に活用してみてください。

エアコンの機能を理解して適切なモードで運転しよう

いかがでしたか。エアコンには様々な機能が搭載されています。それぞれの役割を理解し、どのくらい電気代がかかっているのか知ることで、よりエアコンを効率的に、便利に活用できます。

効率的な使用は電気代節約に大きく貢献するので、ぜひ今一度、エアコンの機能を再確認しましょう。

この記事のタイトルとURLをコピーする
リモコンでエアコンを操作している女性

CATEGORY記事カテゴリ

すべてみる