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夫婦の離婚理由はさまざま
夫婦の離婚理由は、さまざまあります。よく離婚理由として挙げられるのが、以下のものが多い傾向です。
- 価値観の違い
- DV…経済的、身体的、性的なもの
- 浮気や不倫
- 家族間トラブルなど
価値観が違うと、考え方そのものが異なるため、喧嘩や我慢が多くなってしまいます。
離婚する夫婦にありがちな『価値観の違い』5選
離婚する夫婦に見られやすい、価値観の違いについてまとめました。
1.金銭感覚の違い
夫婦にとって、金銭感覚の違いは喧嘩を起こす大きな原因につながります。
- 小さなお金をコツコツためて、貯金や買い物に活かしたい
- 多少高くても、少し楽をして体を休めたい
- 消耗品であっても、品質にはこだわりたい
- 毎日使うものにはあまりお金をかけたくない
お金の使い方は、結婚する前にしっかりとすり合わせを行っておきたいものです。とはいっても、現実ではそれがなかなか難しいケースもあります。
2.休日の過ごし方の違い
休日の過ごし方が正反対の場合、どちらかが我慢をして伴侶に合わせているという夫婦もいます。
- インドアで室内で過ごしたい
- アウトドアで外の空気を満喫したい
- 普段できない家の掃除を入念にしたい
- 休日だからこそ、なにもせず過ごしたい
- 時間をかけて美味しい料理を作りたい
- 外食で楽をしたいなど
休日に無理をしてしまうと、疲労がたまる一方です。夫婦別々で過ごすか、次の休日はどちらが過ごし方を合わせるかなどを、こまめに話し合っておきましょう。
3.仕事に対する考え方の違い
仕事に対する姿勢の違いによって、伴侶を見る目が変化することもあります。
- 多少無理をしてでも、仕事には生真面目に取り組むべき
- ある程度のところで休暇を取り、無理はしない
- バリバリ仕事をこなして、キャリアを積み出世したい
- 出世だけにとらわれず、自分のペースで働きたい
- 一つの会社に長く勤めるべき
- いろいろな仕事に転職しつつ、自分に合った仕事を探す
仕事への取り組み方や、仕事に対する熱量は、人それぞれです。夫婦になると相手の仕事に対しての姿勢に不満を持つ場面が増え、最悪の場合離婚を考えることもあります。
4.子育て方針の違い
子育ての考え方は、結婚を視野に入れた時点で行っておくべきことです。
- 乳幼児期から複数の習い事をさせて、いろいろな体験をさせる
- 小さいうちは両親との時間を大切にしたい
- 保育園に子どもを入園させて、共働きを目指す
- 幼稚園に入園するまでは、夫婦どちらかが面倒を見て親子の絆を深めたい
- 食べ物の産地にこだわり、体によいものだけを食べさせたい
- 家族で楽しく食事をし、ときにはジャンクフードでもよいと思っている
- 教育に力を入れ、お受験を目指す
- 無理なく年齢相応の学習を身につけられれば十分だと思う
昨今では子育て環境が多様化しているので、保育園に入れる時期や、認可外保育園への入園を考えているかなどもすり合わせておくことが重要です。習い事に関しても、同じことがいえます。
5.家族に対する考え方や、結婚に対する考え方の違い
結婚は、当人同士だけのものではありません。また、伴侶ができるということは、今までの生活が変化することを表しています。
- 家族よりも、友人や会社関係の人が優先
- 会社の人や友人もい大切だが、家族第一
- 結婚して、ゆったりとした時間を伴侶と共有したい
- 結婚したら家に帰る時間がある程度決まってしまうので、自由な時間を奪われることに抵抗を感じる
- 自分以外の異性と伴侶が仲良くするのは、許せない
- 一人の人にとらわれず、自由に異性とかかわりを持ちたい
結婚して生活が変化することに抵抗を感じている場合は、その旨をパートナーに伝え、今後の二人の在り方を話し合うべきです。
価値観の違いがある相手と仲良くなるコツ
価値観にを感じている相手と仲を深めるためには、以下のことを試してみてください。
- 相手の意見に耳を傾け、否定せずポジティブにとらえる
- 価値観が違うからこそ違う意見が生まれる点に気づき、お互いフォローしあう
- 相手に対して完璧を求めず、妥協点を見つけて対応する
価値観が違うからといって、すぐに離婚に踏み切ってしまうのはNG。お互いに話し合いを重ね、二人が異なる価値観を持ち続けつつも居心地がいい雰囲気になれるよう歩み寄る努力をしてみてください。
まとめ
価値観が違うということは、離婚に直結するわけではありません。お互いの価値観を大切にしつつ、自分の価値観を相手に少しずつ伝えましょう。