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結婚に抱く、理想と現実の差
今大好きな交際相手がいると、愛する人との結婚生活はきらびやかなものと思い込みがちです。
大好きな人との生活は、嫌なことなど起こらないときめきと希望にあふれた幸せなものになるに違いないと思う人もいるでしょう。
しかし、実際大好きな人と結婚すると、理想とは異なる現実に直面します。相手に対して自分の理想を押し付けてしまうのは絶対NG。
妥協が必要な理由を把握し、円満な家庭を築きましょう。
結婚に『妥協』が必要な理由4つ
結婚に妥協が必要な理由は、以下のものが考えられます。
1.自分の努力では変えられない部分がある
結婚して年齢を重ねると、若いころには想定しなかった体の変化が起こりやすくなります。
- 体形の変化
- 白髪の発生、増加
- 薄毛の進行
- しわやシミの発生
- 身長が縮むなど
女性であれば、妊娠と出産で体形が変化することがよくあります。加齢とともに代謝が落ちるため体形が変化しやすくなり、ホルモンのバランスも変化するので薄毛になるケースも珍しくありません。
2.居住地は絶対ではない
今住んでいる場所に永住するつもりで結婚することは、決して悪いことではありません。しかし、永住できる保証はないということも頭の片隅に置いておきましょう。
- 転勤が絶対にないわけではない(転勤がない職場であれば、問題なし)
- 震災などで移住を余儀なくされることもある
家を建てたりマンションを購入しても、自然災害などの被害に遭って手放さなければならいケースもあります。
3.相手の考え方は、基本的に変わらない
愛があれば、相手が変わってくれると信じたい気持ちはわかります。しかし、相手は自分が思っているよりも変わってはくれないものです。
- 説得しても意味がなかったと嘆く
- 自分に合わせてくれないと悲しむ
- 相手がどんどん自己中になっていくように見えて腹を立てる
結婚後に見えてくる相手の姿が素の状態であることは多い傾向。無理やり変えようとしても、そう簡単に変わらず、相手から煙たがられてしまうリスクがあります。
4.許し、許される関係を築かなければ、結婚はうまくいかない
結婚すれば、愛だけで乗り切れないことがたくさん起こります。お互いの違いを認め合い、許しあえる関係を築くことが重要なのです。
- 結婚とは、他人同士が一緒に生活するということ…育った環境が違うため考え方も違う
- 自分が完璧で相手は不出来と思いがちだが、相手も同じことを思っているかも
ミスやできないことを補いつつ、絆を深めていくことで結婚生活が楽しくなる可能性が高まります。
妥協すべきではない点とは
結婚すると、相手に対して妥協することが多々あります。しかし、すべてのことに妥協すべきではありません。譲れない部分を持っておくことは、非常に大切なことです。
- 子育ての方針
- 話し合いができるかどうか
- 相手に合わせることができるかどうか
- 相手を尊敬できるかどうか
- 金銭感覚があっているか
結婚するということは、相手を愛し、共に生活していくということです。生活していく中で必ず生じる喧嘩や金銭感覚のずれ、相手への思いや子育てに関することは妥協すべきではありません。
家族を巻き込む可能性があることに妥協してしまうと、家庭が成り立たなくなる可能性があります。家族みんなが幸せに暮らすためにも、妥協すべき点とそうでない点をしっかりと線引きしておきましょう。
まとめ
結婚に対する理想と、結婚後に起こる現実はリンクしないことが多いものです。自分の理想ばかり相手に押し付けず、適度に妥協しあい、円満な家庭を築くよう二人で力を合わせましょう。