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信用を失ったら取り戻すのに時間がかかる
他人から信用を得るためには、長い時間がかかります。信用や信頼といった関係を築くためには、相手と過ごす物理的な時間や、良好な関係づくりをするためのかかわり方にも気を配らなければなりません。
ようやく得た信用であっても、それを失うのは一瞬です。それは、友人だけでなく、家族も同様!相手からの信頼を失う行為を具体的に把握し、そういった行動を取らないようにしましょう。
人からの信用を失ってしまう『絶対NG行為』5選
人からの信用を失う行動とは、具体的に以下のものがあげられます。
1.相手を見下し、馬鹿にする
相手を自分の下にしたいという欲望を、相手にぶつけてしまうのは絶対NG。
- 学歴や収入マウントを取る
- 自分の知っていることをひけらかし、相手が常識なしのような言い方をする
- 相手が大切だと思っているものを踏みにじる発言を繰り返す
マウントを取っている人は軽い気持ちかもしれませんが、虐げられている人の心はひどく傷つきます。得ていたはずの信用も、一瞬で失ってしまう行動です。
2.平気で嘘をつく
冗談が行き過ぎて、常に相手に対して嘘をつき続けるのはよくありません。
- だました相手が困っている様子を見て笑う
- 「冗談に決まってる!気が付かないの?」と、嘘をついたことを正当化する
- 嘘をつき、仲間外れにする
嘘や冗談は、どんな人でも笑って流してもらえるものではありません。基本的に嘘をつくという行為そのものが、よい印象を持たれない行動といえます。
3.意図的に無視する
相手の反応が面白いからといって、あえて無視をするような行動はとるべきではありません。
- 話しかけられても応じない
- あからさまに避ける
- まるでいないかのように扱われる
冗談だったとしても、無視するということは行き過ぎた行為です。相手の心を追い詰める行動なので、絶対にすべきではありません。
4.謝罪せず、相手に責任をなすりつける
謝罪できない、なんとなく許されるだろうと思い込んでしまうのは、相手に対する甘えです。
- 自分に非があるとわかっているにもかかわらず、謝罪しない
- 言い訳をして難を逃れようとする
- あわよくば誰かに罪をなすりつけようとする
罪をなすりつけられてしまったら、相手の行動を忘れることはありません。かなりの時間を費やしても、関係が回復しないこともあります。
5.SNSなどに陰口を書く
相手に対するイライラを、なにかにぶつけるのは悪いことではありません。しかし、不特定多数の人が目にするSNSに、イライラした気持ちを書き連ねるのはNG。
- ずっと悪口や陰口を書き続けている
- 愚痴ではなく暴力的な言葉で相手のネガティブな部分をたたく
- 相手のことを深く傷つける言葉を選んでSNSに投降している
万が一相手に書き込みがバレてしまったら、一気に信用を失います。
失った信用を取り戻す方法
失った信用は、もう二度と回復しないというわけではありません。一番大切なことは、心のこもった謝罪を早い段階で行うということです。
- 誠心誠意謝罪する
- 反省している気持ちを相手に伝える
- 謝罪するときは、できるだけ相手に直接会って謝罪をする
- 会ってもらえないときは、相手の負担にならない方法で謝罪をして、日を改めて直接謝罪できないか交渉する
- 同じ失敗を繰り返さないよう対策を練り、実行する
- メールでの謝罪は避ける
- 日々努力を重ね、相手から認めてもらえるよう努力する
誠意を見せれば、相手がすぐに昔と同じほどの厚い信頼を寄せてくれるのかというと、決してそうではありません。最終的に関係を再構築できなかったということも、結果としてあり得ます。
まずは謝罪をして、同じことを繰り返さないよう心に誓い、誠意をもって相手と接することが重要です。時間をかけて相手と向かい合い、少しずつ信用を回復させていきましょう。
まとめ
時間をかけて得た信用であっても、行動や言動によっては一瞬で良好な関係が破綻してしまうこともあります。日ごろの言動を振り返り、周囲の人を傷つけない言葉選びや態度を身につけましょう。