目次
冷蔵庫の製氷機の掃除方法
給水タンクと製氷皿を洗う
氷を作る時と同じように、給水タンクを取り出します。フタを外して、タンク丸ごと水洗いしましょう。気になる汚れがあれば、食器用洗剤を使ったり、スポンジでこすってみて下さい。
給水パイプや浄水フィルターを洗う
給水タンクのフタにはパイプや浄水フィルターが付いています。回しながら外すなど、メーカーによってパーツは異なり、外し方もそれぞれなので、取扱説明書で確認してくださいね。
裏側にあるパッキン部分も外せれば外して、丸ごと流水で洗いましょう。フィルター部分は、水道水に含まれる成分が固まり水垢ができやすくなっていますので、流水ですすぎ洗いをします。
パーツを乾かし設置する
それぞれのパーツをよく乾かしたら、取り外したときと逆の手順で、給水パイプや浄水フィルターを取り付けてください。
冷蔵庫の製氷機についたカビの落とし方
製氷機についてしまったカビは、食器用洗剤で優しく洗うのも良いですが、酸性のお酢やクエン酸を使った落とし方がおすすめです。ただし、フィルターにカビが発生してしまったら、自宅で無理に掃除を行わず、フィルター部分だけを購入して新しいものと交換をしたほうが良いでしょう。
準備する物
- お酢を使う場合:お酢とお水を1:2の割合で混ぜます。
- クエン酸を使う場合:200mlの水と小さじ1杯のクエン酸を混ぜてよく溶かします。
- 大きなオケやバケツ
- スポンジ
カビの落とし方
給水タンク
フィルター以外のパーツを大きなオケに入れます。その中に酢水かクエン酸水を入れ、そのまま2時間程度放置します。汚れが浮いてきたら、スポンジで優しくこすりながら洗ってください。
製氷機内部
給水タンクに酢水かクエン酸水を満タンに入れて、いつも通り氷を作ります。この時もフィルターは外しておいてください。
氷ができたら、給水タンクを取り出し流水で洗ってください。間違ってこの氷を食べてしまわないよう、張り紙をしておくか、食紅などを一緒に入れて作るなどすると良いでしょう。
冷蔵庫の製氷機のカビを防ぐ方法
カビを防ぐポイントは、給水タンクの水は頻繁に取り換えて、ミネラルウォーターや浄水器の水より水道水を使うことです。また、ジュースやお茶などの清涼飲料水の使用も控えましょう。
塩素が取り除かれているミネラルウォーターや浄水器の水、清涼飲料水には雑菌の発生源となりカビが繁殖しやすくなります。塩素には殺菌作用があるため塩素が除去されていない水道水を使うほうが、カビの繁殖を防ぐことはできます。
ミネラルウォーターや浄水器の水を使う時は、頻繁に給水タンクの水を取り換え、マメに掃除を行うことをおすすめします。お使いの冷蔵庫によっては、自動お掃除機能付きなどが設置されているものもありますので、ご自宅の機種を確認してみて下さいね。
また、フィルターにできてしまったカビは自宅で取り除くのが難しいので、特にフィルターのカビ発生は防ぐようにしましょう。
冷蔵庫の製氷機の掃除頻度
製氷皿や貯氷タンクは氷点下に保たれているため雑菌の繁殖は抑えられますが、給水タンクは冷蔵庫側の内部に設置されているので、雑菌が活動しやすくなっていて、頻繁なお手入れが必要になります。
給水タンクにはヌメリや赤や茶色の汚れがつきやすいので、週に1回のお手入れを推奨しているメーカーが多いようです。製氷機の掃除も数ヶ月に1回から1年に1回程度と、メーカーによってお手入れの推奨頻度は異なっていますので、こちらもご自宅の冷蔵庫の取扱説明書で確認をしてみてください。
冷蔵庫の製氷機の掃除で注意すること
カビなどの汚れが気になり、製氷皿を洗う時に、スポンジなどで強く洗うと、製氷皿の表面が傷つき、氷が離れにくくなることもあるので、優しく洗うようにしましょう。また、掃除中はお使いのメーカーによって異なりますが、製氷室を開けると庫内に水が漏れる可能性があるので注意して下さい。
まとめ
製氷機が汚れていると、氷を作った時に衛生的でないので、定期的に掃除をするよう心がけましょう。特に給水タンクの掃除の頻度は、マメに行う必要があるようで、お使いのメーカーによっても異なりますが、週に1回程度だそうです。また、浄水のお水やミネラルウォーターを使うとより雑菌が繁殖しやすくなるそうなので、覚えておいてください!