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仮面夫婦が子どもに与える影響とは
仮面夫婦になると、夫婦それぞれは気が楽かもしれません。しかし、両親の間に挟まれる子どもには悪影響を与えてしまいます。
- 精神的に不安定になりやすい…自傷行為やうつ、不登校の原因に
- 結婚したがらない…シングルとして子育てをしたり、結婚そのものを嫌煙する
仮面夫婦になるのは、さまざまな理由があります。しかし、子どもへの影響を考えると、原因を突き止めるべきなのかもしれません。
『仮面夫婦』の特徴5選!
仮面夫婦には、下記のような特徴がみられます。
1.最低限度の会話だけで日常を過ごしている
仮面夫婦になると、コミュニケーションはなくなり事務的なやり取りのみになります。
- 家での食事の有無や、帰宅時間だけを伝える
- ゴミ出しなどの雑務を頼む以外話しかけない
- 子どものこと以外の会話がない
夫婦の会話が無くなることで、関係の冷え込みが加速しやすくなります。
2.家庭内での役割分担が明確に分かれている
家族として、夫婦で役割分担を行うことは重要です。しかし、分けた役割だけを遂行するようになるのは危険信号!
- 夫は外で仕事、妻は家事と子育て
- お互いの役割を果たしてくれれば、会話がない
- 相手を気遣い、手伝うこともない
家族として機能はするものの、夫婦としての支えあいや絆を育んではいなない状態。そのため、相手に対して冷たい態度を取りやすくなります。
3.相手に関心がない
夫婦だからといって、相手を束縛してしまうのはよくありません。しかし、どこでなにをしているのか把握していないというのも問題です。
- 何時に帰宅するのか知らない
- 誰と飲みに行っているのか把握していない
- お互い日中なにをしていたのかという話題がゼロ
今日あったことを報告しあい、相手の気持ちに寄り添える関係でない状態といえます。
4.愛情を感じない
結婚したときにはあったはずの相手への愛情が薄れてしまうのも、仮面夫婦に見られやすい特徴です。
- 結婚相手から愛されていると思える瞬間がない
- 配偶者に対しての愛情がほぼゼロ
- セックスレスで、それに焦りを感じない
子どもができたことをきっかけに夫婦がすれ違い始め、気づいたら相手への愛情が薄れてしまっていたという夫婦も少なくありません。
5.他人の前では仲良しを演じる
仮面夫婦は、世間体を気にするため、仲良しを演じられます。しかし、仲良しを演じなければならない対象の人物がいなくなった途端表情が無になり、会話もなくなってしまうことが多いです。
仮面夫婦の関係修復は可能なのか
仮面夫婦を改善するには、時間がかかります。しかし、お互いに努力を重ねることで、改善することは可能です。
- 相手に関心をもって接する…よく似合う服を褒めたり、小さな変化に気が付いて声をかけるなど
- スキンシップを増やす…よいムードになるよう、お互い心がけてスキンシップを取る
- 生活のリズムを相手に合わせる…顔を合わせて会話をする機会を増やし、距離を縮める
- 優しく接する…相手が親しみやすいような表情や言葉選びをする
- 一緒にいる時間を増やす…デートや旅行などで、二人だけの思い出を増やす
改善するためには、自分だけでなく相手からの努力や協力も必要になります。お互いに足並みをそろえて、夫婦関係の改善に取り組んで仲を深めましょう。
まとめ
仮面夫婦になると、二人の間にできた溝を埋めるためには時間をかけた関係改善に取り組む必要があります。少しずつ相手との関係を改善し、家庭内の雰囲気をよくしましょう。