タコ足配線は危険!リスクが高いNG行為から安全な使い方まで解説

たこ足回線

1つのコンセントに多くのプラグを差し込むことができる複数のプラグ受けがある「タップ」は、生活する上でとても便利です。しかし、1つのコンセントから多くの電気を供給するという行為により、非常に危険な行為となり得る可能性も頭に入れておく必要があります。

1つのコンセントで複数プラグを使用可能にする「電源タップ」

たこ足回線にコンセントを差す

壁に取り付けられているコンセント。そのコンセント穴だけでは、家電などを使用する際、「コンセントアナが足りない」という状況に陥るご家庭も多いでしょう。そんな時、大活躍してくれるアイテムが『電源タップ』です。

複数のプラグ差込口がある電源タップをコンセントに取り付けることで、1〜2つしかなかったコンセント穴の数を増やすことができます。便利なアイテムなので、ご家庭に複数持っているという方も少なくないでしょう。

タコ足配線による火災事故が頻繁に起きている

しかし、この電源タップは、使い方を誤ると恐ろしい火災事故を引き起こす原因となります。実際、電源タップを複数重ねて使用する「タコ足配線」を行った結果、火災事故を引き起こしてしまったという事例は数多く報告されています。

実際、平成24年4月〜平成29年3月までの5年間で、配線機器によって発生した火災事故は353件も報告されており、死亡事故も複数件報告されています。

過剰な電力供給により、ショート現象を引き起こし、コンセントや電源タップ部分から発火してしまう危険性が非常に高いため、電源タップを使用する際は、正しい使用方法を守らなければいけません。

超危険!リスクが高くなる電源タップのNG行為

では、どのような電源タップの使用方法が危険なのでしょうか。ここでは火災事故などの危険性が高くなる電源タップのNG行為について紹介します。

1.プラグの消費電力が電源タップの許容を超えている

それぞれの電源タップには、「〜w(ワット)まで使用可能」と供給できる電力の使用制限数が記載されています。この電源タップの電力供給許容量を超えてしまうと、電源タップが発熱し、発火する恐れがあります。

実際、電源タップにさらに電源タップを重ねる「タコ足配線」をすることで、元の電源タップの電力供給量が許容量を超えてしまい、火災により死亡事故が起こっているケースも報告されています。

2.電源タップやコンセント部分に埃が溜まっている

毎年冬になると、コンセントの使用方法について注意喚起がなされます。その中には、電源タップやコンセント部分に埃がたまらないよう、定期的に取り外し、清潔に保つよう心がけてください、という注意喚起も含まれています。

これは、電源タップやコンセント部分に埃が溜まってしまうことで、電力を供給する際に埃に引火してしまい、発火現象を引き起こす恐れがあるからです。火災事故の原因になることもあるので、定期的な掃除を怠らないようにしましょう。

3.5年以上経過している古い電源タップを使い続ける

皆さんは電源タップの寿命をご存知でしょうか。一般的に、電源タップの寿命は5年ほどと言われているため、5年以上経過している電源タップを使い続けてしまうと、劣化による故障や発火を引き起こす恐れがあります。

また、5年以上経過していなくても、時々電気の供給ができなくなったり、異常に熱くなっていたりする電源タップは、故障の前兆であったり、発火寸前の状態である可能性が高いため、買い替えるべきです。

4.電源タップのコード部分を束ねたまま使っている

電源タップは、種類によって延長コードの役割を果たす製品も販売されています。このようにコード部分が長い電源タップの場合、コード部分を束ねたまま使用しているご家庭もありますが、この使用方法は誤りです。

電源タップのコード部分を束ねていると、コードが内部で切れてしまったり、過熱しすぎることで火災を引き起こす恐れがあります。

電源タップのコードは必ずほどき、負担がかからないように配慮しましょう。長さが必要ない場合は、コードがない電源タップに買い替えることをオススメします。

5.電源タップのコードが家具の下敷きになっている

稀に電源タップのコード部分が家具など重い製品の下敷きになっているご家庭を見かけます。この行為は、電源タップのコードを中で絶縁してしまったり、負担をかけることによって過熱現象を引き起こし、火災につながったりする恐れがあります。

非常に危険な行為なので、電源タップのコードの上に物を乗せる行為は絶対に避けてください。また、時々コードが下敷きになっていないか確認することを忘れないようにしましょう。

電源タップを安全に使用するために守るべきポイント

たこ足回線用コード

電源タップは、タコ足配線などの危険な使用をしてしまうとリスクが高まってしまいますが、正しく使用する分には問題なく、便利なアイテムとして使用可能です。

電源タップを安全に使用するためには、取扱説明書をよく読んだ上で、以下のポイントを守って使用しましょう。

  • 電源タップに差し込むプラグ数は許容されている消費電力量を守る
  • コンセントや電源タップに埃がたまらないよう清潔にしておく
  • 電源タップのコードに負担がかかる行為は避ける
  • 電源タップやプラグが熱くなったらすぐに取り外す
  • 電源タップにさらに電源タップを差し込む行為は避ける

基本的に、取扱説明書で禁止されている行為や注意喚起されている行為を避け、正しい扱い方を守って使用することで、危険を招くことはありません。正しい使用方法を守り、便利で安全な暮らしを守りましょう。

火災事故の原因にもなるタコ足配線使用は要注意!

いかがでしたか。電源タップは便利な反面、タコ足配線などの誤使用は火災事故の原因にもなります。取扱説明書の内容を守り、今回紹介したようなNG行為は避けて安全に使用することを心がけてください。

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