目次
電子レンジで卵が爆発!どんなものでも爆発するの?
卵を電子レンジであたためると爆発してしまう、いわゆる爆弾卵。まずは、どの状態の卵を温めてはいけないのかを、チェックしてみましょう。
- 生卵
- 割った生卵
- ゆで卵
- 茹でた卵を半分に割ったもの
上記のように、どのような形状の卵も、電子レンジで加熱すると爆発する可能性があります。
卵を電子レンジで温めると爆発する理由って?
卵をレンジで加熱すると爆発する理由は、以下の通りです。卵以外の電子レンジでの過熱で爆発する食材についても、紹介しています。
電子レンジが食材を加熱する工程が、卵にはあっていない
電子レンジで卵を加熱するとどうして爆発してしまうのか、理由を見てみましょう。
- 電子レンジのマイクロ波で黄身の温度が上昇
- 熱した卵黄を白身と殻が覆っているため、卵内の気圧が上昇
- 黄身が熱膨張を起こし、体積が増えて白身と殻を押し破り、急激に圧が落ちる
- 黄身の水沸点が下がり、黄身内の水分が一気に蒸発して気化し、水蒸気爆発が起きる
上記のような原因で、卵が破裂してしまいます。殻を割った生卵やゆで卵も、同じ原理で爆発するため注意しましょう。
卵以外にレンジ加熱で爆発する食材
卵以外のものでも、電子レンジ内で爆発を起こす食材はあります。
- ウインナー
- 栗
- 明太子
- トマトなど
表面に皮があるものは、爆発する恐れがあります。電子レンジであたためようと考えている食材の形状を正しく見極め、破裂する可能性があるものかどうかをチェックしましょう。
電子レンジで卵を加熱する方法
フライパンが変形してしまったり、体調不良、どうしても時間に余裕がないときなどは、以下の方法で卵をレンジ加熱してみてください。
- ゆで卵…アルミホイルにくるんで、コップにためた水に浸けてラップをかけて500wで12分加熱
- 目玉焼き(蒸し)…生卵を深めのお皿に割り、大さじ1の水を入れ、黄身を爪楊枝で刺してラップをかけて600wで30秒加熱
- スクランブルエッグ…レンジ対応のお皿に卵を割り入れて軽く混ぜ合わせ、牛乳や塩コショウを入れ、電子レンジで600w1分ほど加熱
電子レンジで卵の調理を行うときは、破裂しないよう十分注意してください。上記の方法は、100%安全とは言い切れません。調理は可能ですが、行うときは自己責任でチャレンジしてみてください。
まとめ
卵は、どんな状態であっても電子レンジで加熱すると爆発する可能性があります。できるだけほかの調理方法を実践し、電子レンジで聴視するときは爆発させないよう細心の注意を払いましょう。