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健康被害などが不安視されやすい鳩のフン
全国各地、どんなところにでもいる鳩。平和の象徴とされている一方で、フンの被害は深刻です。
- フン汚れによって景観や外観が損なわれる
- 害虫の発生源になる
- 金属の劣化
- 病気やアレルギーの原因…ハトジラミ・オウム病・クリプトコッカス症
- 農作物の被害
- 鳴き声による騒音など
フン以外の被害も、鳩がたくさん発生することで被る可能性があります。
効果の高い『鳩よけ対策』5選
効果が高い鳩よけは、以下のものがあげられます。
1.CDをつるす
鳩がまだいついておらず、たまに現れる程度であれば、CDをつるすと鳩が寄ってきにくくなります。鳩にとってCDが放つ輝きは見ならないものなので、警戒して近寄りにくくなるのです。
鳩を見始めてすぐのころであれば効果が期待できますが、すでに鳩がそれなりに長い時間滞在している場合は、鳩よけの効果が薄い可能性があります。
2.ダミーのおもちゃを設置
ヘビや大型の鳥などのダミーのおもちゃも、鳩がいついていないときは鳩よけとして有効です。見慣れないものに対する警戒心から、鳩が立ち寄りにくくなります。ダミーのおもちゃを複数用意しておくと、鳩を少し長い期間よけることが可能です。
しかし、長期間鳩を退ける効果は期待できないため、鳩がダミーのおもちゃに慣れてきたと感じたらほかの鳩よけを試してみましょう。
3.鳩よけスパイクの設置
鳩よけ専用のスパイクは、鳩がよく留まる場所に設置すると効果が出やすいアイテムです。
- 針が長いもの…巣を作らせないため
- 斜めの構造のもの…留まったときに安定させないねらい
- 金属のスパイク…樹脂製のものは効果が薄い
上記の条件のものを設置しましょう。
4.忌避剤を設置
鳩よけ専用の忌避剤は、いくつか種類があります。
- スプレー…鳩がいついていない段階で有効
- 固形…防虫剤に似ていて、間隔を置いて複数設置すると効果あり
- ジェル…長居し始めた鳩に有効で、一番効果が高い
鳩の状態に合わせた忌避剤を設置して、鳩を撃退しましょう。
5.鳩除けネットの設置
鳩の侵入を絶対に防ぎたいのであれば、鳩よけネットの使用がおすすめです。ネットを使うときには、いくつかコツがあります。
- 隙間を作らずに張る
- 雨風で外れないよう固定
- 太めのネットを選ぶ
上記のポイントに注意してネットを張ることによって、しつこい鳩の侵入を防ぎやすくなりますよ。鳩が巣を作る前に実施しましょう。
鳩が発生しやすい場所
鳩が発生しやすい場所に鳩除け対策を行うことで、鳩よけ効果を引き出しやすくなる可能性が高まります。
- 塀の上
- 天井裏
- 雨どいの近く
- 室外機などの大きめのものの裏側
- 太陽光パネルの近くなど
鳩といえば、カラスのような凶暴性を持っていないと思うかもしれません。しかし、一度巣を作ってしまうと帰巣本能が非常に高いため、巣を撤去してしまうと狂暴化して襲い掛かってくることがあります。そうなると、素人では対処できない可能性が高いので、専門業者に相談しましょう。
まとめ
鳩は、人間の暮らしと健康を害する可能性のある鳥です。複数の鳩が家の敷地内に出始めた場合は、早めに対策をして鳩がいついてしまわないようにしましょう。